青梅市の北に高さ300m〜500mの小高い山波が青梅丘陵。
かつてよくトレーニングで歩いたコースだが、3年におよぶコロナ禍の影響ですっかり体力が奪われてしまったようで11kmの道のりを歩きとうせるものやら不安がつのる。
軍畑駅を出発。晴れているのに風が冷たく心地よい。鎌倉街道・都道193号は大型ダンプやバイクが行き交い交通量が多い。平溝橋ではほとんどのハイカカーが高水三山方面を目指すようだ。ここから一段と車道の傾斜がきつくなる。30分ほどで榎峠。追いかけてきてくれた江村さんと合流でき全員集合。
いよいよここから山道となる。いきなり木製の急な階段や木の根の露出した歩きにくい道を50分ほど登ると、このコースの最高峰494mの雷電山に到着する。風向きのせいか北方の採石場の音が響いていた。 さて次は戦国時代に青梅周辺をおさめていた三田氏の辛垣城址へ向かう。道が二股になっているが今回は山城には行かず巻道を歩く。シャガの白が一面を覆っている。
急な道を下ると小さな祠のある名郷峠だ。風が強いのでしばらく歩き展望のきく登山道の少し下がった斜面でランチタイムとした。 遠くに青梅市街が、少し手前には木々に絡みついた藤が美しい。 寛いでいると大勢の若者の一団が立休みをしている。どんなグループなのかな?ながく山と親しんでほしいものだ。
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