2023年10月 定例山行「 高尾山 花観察山行 」



日 程 2023年10月14日(土)
目的地 高尾山
コース ケーブル高尾山駅 → 薬王院 → 冨士道 → 山頂→ 紅葉台下北巻き道 → 一丁平 → 萩原作業道(分岐) → 林道 →キャンプ場 → 日影バス停 → JR高尾駅 
< ☆今回はお花を観察しながらの歩きなので、コースタイムは記載せず >
参加者 山遊会 : 大西、二戸、染谷、古閑、辻橋、中臺 (計6名)
多摩支部会員 : 川村光子、吉川三鈴、石原和子 (計3名)
講師 : 富澤克禮
担 当 辻橋
記 録 文 / 辻橋    写真 / 辻橋、中臺


  今日は天気も好転して、登山日和の1日になりそそう。予定の清滝ケーブル駅前広場に全員集合。
(参加予定だった喜多さんはインフルエンザで、不参加)
9時10分、ケーブルカーで高尾山駅まで上がる。
今回は山遊会会員以外に、多摩支部員3名も参加しており、改札口前広場で、講師富澤さんの挨拶のあと、参加者一同が顔合わせの自己紹介をする。
富澤さんがこの時期に見られる花を下見して作成してくださった一覧表を頂き(60種程の花の名前と見られる場所が記載されている) 9時30分出発


花リストNo.1

花リストNo.

今日は土曜日、一般登山者や観光客の数も多い。
十一丁茶屋辺りから早速ノブキ、ミズヒキ、ガンクビソウ、などそこらへんにワサワサ咲いてる花を横目に薬王院ヘ向かう。
浄心門から4号路に入って間も無く、タカオヒゴタイ、カシワバハグマ、オクモミジハグマ、など確認。
再び浄心門へ戻り薬王院には11時ごろ到着。ここまで1時間半ほどの時間をかけ多くの花を観賞出来た。

秋の風が気持ち良く、アサギマダラも気持ちよさそうに、何頭も飛び交う姿を目に出来た。
富士道を通り山頂へ。人混みを懸念しながらも、ランチスペースを期待しながら到着した山頂は、想像以上の混雑で驚く。
それでも富澤講師は、山頂の柏の大木4本、クヌギの大樹1本などの「ナラ枯れ」の被害状況を確認したくて、側まで行きたいのに、シートを広げてくつろぐスペースに阻まれ、近づくことはできず、気にしながら山頂をあとにした。
紅葉台下のベンチがタイミング良く3台空いており、ランチスペースの確保が出来た。(12時〜12時半)


ヌスビトハギ?

ツチアケビ

4号路へ

タカオヒゴタイ

カンアオイ

キッコウハグマの花後

オクモミジハグマ花と葉

オクモミジハグマ

カシワバハグマ

富澤講師の青空教室

少し色づいたハダカホウズキ

鮮やかなノダケ

大混雑の頂上

枯れた大木

紅葉台下から、予定の南回りは花が少ないとのことでに 北巻き道に入る。 前回来た時から気になっていたアザミ3種をキチンと選別できるようになった。 しかし、ノコンギク、シロヨメナ、シラヤマギクなどの白い花は、区別できるまでにはならなかった。 出来るようになったよ〜という方もいたので、花との相性があるのかもしれない。

キチジョウソウ

サラシナショウマの若い蕾

シモバシラ

イヌショウマ

ここから一丁平への両サイドでも沢山の種類を確認。 私の好きなクサボタンはすでに咲終わりの姿で残念だった。 一丁平からの富士山は生憎霞がかかり望むことはできなかった。 ここで確認予定の、オケラなど幾つかが綺麗に除草・伐採されていて、見損なってしまった。

ノササゲ (リストには未掲載)

ナンバンギセル

ゴンズイの実 (リストには未掲載)

イガホウズキ

ツルリンドウ

ジイソブ (ツルニンジン)

下山路は萩原作業道をくだる。下り始めて程なく、右手の急な斜面は春に来た時、一面のシャガの満開の群落に遭遇して、1人感動の大声を上げたことを思い出す場所になっている。 林道に出てしばらくはピンクのツリフネソウが目を楽しませてくれる。 キャンプ場が見えてくれば、日影のバス停までは15分程の距離である。 持参の60種ほどの花リストのほとんどを見ることが出来収穫の多い山行が出来たと思う。

下山道へ向かう

ノササゲの実

ツリフネソウの群落

ナギナタコウジュ(薙刀)

ヤニサシガメの幼虫(初めて見ました)

高尾山とは思えない萩原作業道

カラハナソウの実 (ビールのホップと同種)
オヤマボクチ

お疲れ様でした


*ヤニサシガメ(カメムシの仲間)
http://mushi-akashi.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-b09e.html
https://soyokaze2jp.blogspot.com/2015/02/blog-post_6.html


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