2024年12月 定例山行「 高尾山 清掃登山 」



日 程 2024年12月14日(土)
目的地 高尾山
コース ケーブルカー清滝駅10:10 → 琵琶滝10:30 → 6号路 → 高尾山山頂12:30〜13:30 → 4号路 → 病院裏道 → 清滝駅15:30
参加者 大西、喜多、要、吉川、中臺、辻橋(反省会より参加) (計6名)
担 当 大西
記 録 文 / 吉川   写真 / 要、吉川、中臺

  清滝駅前に集合して、毎年回収したゴミの処分を引き受けていただいている高尾登山鉄道/清滝駅事務所へ担当の大西さんがご挨拶。 真っ青な空。サンサンと輝く太陽に恵まれ、冬将軍の到来すら忘れ、楽しい山行が始まった。 土曜日とあって高尾山口の駅から清滝ケーブル駅までは老若男女の人がいっぱい。
トングとゴミ袋を両手にいざ出発。琵琶滝コースに入ってもさすがの人気のコースだけに途切れなく登山者の列が続いた。
さぞかしゴミもいっぱい落ちているかと思いきや、登山道に殆どゴミは見当たらず、まるで宝探し状態になる。

6号路入口
喜多さんはアウターを脱ぎ気合十分

これがゴミ(宝)探し視線


共同作業 斜面の下に喜多さん

百戦練磨の先輩方は登山道では飽き足らず、道のない谷に入り込んでは、登山者が誤って落としたので
あろうペットボトルや紙くず等を拾い上げていった。
 追い抜きざまに他の登山者の方から『ご苦労様です』『ありがとうございます』などと声をかけられ気分も上々!
しかし、登山道上には中々ゴミは見つからず、私の袋はぺしゃんこのまま。
他のみなさんはしっかりと袋がふくれていた。

6号路終盤の階段

これが長い!!

山頂のお掃除小僧の前で

今までなかった自撮り写真

高尾山山頂に到達すると、もちろん人がいっぱいだったが、常連登山客の話によるとこれでも紅葉最盛期の時より大分空いて来たとのことだった。
展望台の向こうには遠くに真っ白な雪を頂いた富士山が眺められた。

大西シェフがスキレットで調理

お待ちかねのひれ酒

4号路吊り橋を渡る喜多さん

楽しい昼食?宴会?をのんびりと楽しみ、4号路から琵琶路を降るコースをとる。
下りの道も登山道上にあまりゴミはなく、やはり先輩方は道から外れた谷を下りてペッボトル等を拾い上げていた。

 しばらくして傾斜のきつい谷間に複数ペットボトルが落ちているのを発見。
すばやくロープを取り出し数人がかりで華麗なロープワークで活動をしていると、周囲の登山者の興味を引き、立ち止まって見入っている登山者もでてきた。
中にはロープワークの一部始終を動画撮影している親子までいたのでイマドキだなと思った。

華麗なロープワークでペットボトル回収

八王子方面の眺望

名残りの紅葉の中を下山

辻橋さん合流 全員で記念撮影
うっかり!分別した収集ゴミはすでに集積所へ

全員無事下山し、麓で待っていて下さった辻橋さんと合流。持ち寄ったゴミを分別し集積所に収め記念撮影。良い行いをした後の達成感で気持ち良く打ち上げ。美味しいてんぷらや自然薯そばをつまみに乾杯し、楽しい1日となった。
おいしかった自然薯そば

お疲れさまでした あしたは満月

<追記 : 中臺>
6号路を登っている際、種子をつけた綿毛がたくさんあり、キジョランの種かガガイモの種かと話題になり、 気になって調べました。
どちらも秋に大型の紡錘形の袋果から中から白い冠毛の生えた種子が出る。
キジョラン(キョウチクトウ科キジョラン属 アサギマダラの食草)は綿毛も長く、種子が細長く大きい。
ガガイモ(キョウチクトウ科ガガイモ属)は種子は小さく、形はスイカの種に似ている?。
キジョランの種は1pあるようで、6号路で見た種はそれほど大きくなかったと記憶しています。
当日見たものは写真のガガイモのではないでしょうか?
皆さんのご意見をお願いします。

1998年に発表されたAPG体系では従来のガガイモ科はキョウチクトウ科に含められました。
が、書籍等ではガガイモ科とキョウチクトウ科が混在していましたが、2014年以降統一されたようです。

ガガイモ

キジョラン1

キジョラン2


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