たいぶさみさき

大房岬自然公園は南房総国定公園の中にあり、東京湾の入口館山の鏡ケ浦の北側に突き出ている、標高80mほどの台地上の岬です。運動広場やビジターセンター、少年自然の家、ホテル、キャンプ場、芝生園地、遊歩道、展望台などが整備され、一年を通して、ハイキング、磯遊び、バードウォッチング、キャンプ等が楽しめます。展望台からは、富浦湾、館山湾(鏡ヶ浦)、浦賀水道、南総里見八犬伝で有名な富山や伊予ヶ岳、遠くには富士山や伊豆大島、伊豆半島が一望できます。

   
内房線富浦駅   駐車場にあるインフォメーションセンター   第1展望台からの眺め
   
ビジターセンター展示室   洞穴   第2展望台
   
キャンプ場の貸テント   海岸園地   南園地から見る日の入り
アクセス ●電車利用
内房線富浦駅下車徒歩40分

●車利用
富津館山道富浦ICより5分、公園入口に駐車場あり
高速バス/とみうら枇杷倶楽部下車徒歩40分
コース (電車の場合)
内房線富浦駅 → インフォメーションセンター(駐車場) → 第1展望台 → ビジターセンター → 洞穴 → 第2展望台 → 南芝生園地 → 道の駅とみうら枇杷倶楽部 → 内房線富浦駅
親子
コースタイム
富浦駅より公園入口まで40分 公園内周遊2時間 公園より枇杷倶楽部まで50分 枇杷倶楽部より富浦駅まで20分 合計3時間50分

海へ流れた増間村の島

大房岬の西端に増間島という島があります。むかしむかし増間村(いまの三芳村増間)という村で雨が降り続いて、水神様をまつってあった川の中の島が流されてしまうということが起きました。村人が探すと、遠く大房岬の突先まで流されていました。村人は引っぱって帰ろうとしましたが動かなかったので「増間島」と名づけて村に戻りました。それを知った大房岬周辺の人たちは、この島は昔からここにあったものだと言うのですが、増間村の人たちは正月と秋祭りにはお参りに来るそうです。(南房総市のホームページより)

大房弁天の洞穴はどこにつながっている?

大房岬の突先には弁天様をまつった洞穴があります。伝説では、この洞穴はおよそ8kmほど離れたところにある那古(なこ)の那古弁天の洞穴にまでつながっているというものです。むかしむかしある猟師が、ほんとうにつながっているか知るために、犬をつれて大房の洞穴に入ったことがありました。3日後に那古弁天の洞穴から犬だけが出てきましましたが、猟師はいつまで待っても出てきませんでした。(南房総市のホームページより)

大房岬の前には三浦半島をはさんで浦賀水道が流れています。はじめて浦賀水道をわたったとされるのは誰でしょうか?

1. ヤマトタケル

『古事記』には、倭建命(ヤマトタケル)が相模から上総に浦賀水道をわたるとき、「走水の海神」に波を起こされたために船が動かなくなり、后の弟橘比売命(おとたちばなひめ)が身を投げると、波は静かになってわたることができたとあります。むかしは東京を通らずに浦賀水道をわたることが東方へ向かうときの道でした。記載はありませんが、ヤマトタケル以前にも多くに人が浦賀水道をわたっています。

2. 源義経

3. 平将門

大房岬には砲台の跡があり、いまは花壇で飾られています。さて、明治政府からはじまった首都を防御するための海上の軍事施設は何でしょうか?

1. 魚雷発射場

2. 飛行艇発着場

3. 東京湾要塞

明治政府は、帝都東京防衛のため、東京湾要塞を作りました。浦賀水道の海上に3か所の要塞が作られ、また大房岬をはじめとする洲崎(館山市)から富津岬(富津市)にかけての沿岸と、城ヶ島(三浦市)から夏島(横須賀市)にかけての沿岸に砲台が作られました。なお、海上の要塞のうち2か所は、富津岬の展望台から見ることができます。

大房岬情報

大房岬ビジターセンター
大房岬少年自然の家

 

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