やぐらだけ

矢倉岳(870m)はお椀を伏せたような形の山です。神奈川県西部に位置し、箱根外輪山の北側にあります。眺望は良く、富士山や丹沢、相模湾や江の島までも一望できます。地蔵堂まで下ると、万葉うどん屋の店があって、手打ちうどんが食べられます。

   
矢倉沢バス下車
ここから村本バス停まで5分歩くとトイレがあるので、登山の準備をします
  登山口
この一軒家の右(南西方向)の車道を進みます
  道標
道標が整備されているので迷うことはありません
   
自然林の急登
登山道に入ると植林帯のやや暗い森です。明るい自然林が出てくると段々斜面が急になってきます
  矢倉岳頂上
急な斜面を登りきると、徐々にゆったりとした道になりぽっかりと明るい頂上にでます
  頂上からの展望
酒匂川河口の国府津から小田原の街が一望できます。その向こうに相模湾が青く光っています
   
下山後足柄万葉公園との分岐
頂上からの下りは、山伏峠で向きを真西に変えます。足柄万葉公園の分岐で南に進路をとり地蔵堂をめざします
  小さな沢を渡る
10m程度の橋のない沢を渡ります。手すりのような丸太につかまりながら渡れば安全です。小さな子どもは抱えたほうがいいかもしれません
  地藏堂
やっと終着地点に着きました。この脇がバス停です。バスの本数が少ないので確認が必要です

コース説明

矢倉岳はハイキングコースで手軽に歩ける比較的穏やかなコースですが、山頂付近は急な斜面があります。
今回の下りのコースでは、小川を渡るので、小さな子どもは抱えるなどして慎重に進んでください。
小川を渡らないで迂回するルートもあります。その場合は矢倉沢に戻ります。
アクセス 往路 小田急新松田駅 → 箱根登山バス・地蔵堂行き矢倉沢下車(30分)
復路 地蔵堂 → 箱根登山バス・小田急新松田駅行き(45分)
コース 矢倉沢 → 本村バス停 → 登山口 → 矢倉岳 → 山伏峠 → 小川渡渉 → 地蔵堂
親子
コースタイム
矢倉沢バス停から本村まで5分、登山道まで約30分、矢倉岳頂上まで約100分、山伏峠まで約20分、小川渡渉約90分、地蔵堂まで約15分
合計4時間20分
交通 ●電車バス利用
JR松田駅、小田急新松田駅から箱根登山バス地蔵堂行き矢倉沢下車(30分)

●車利用
東名大井松田ICから地藏堂駐車場まで約45分

日本の神話「古事記」に出てくるお話

昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東国を征伐し、都に帰る途中足柄峠に寄りました。その時、亡き弟橘姫(オトタチバナヒメ)を偲んで「我妻はや」と叫びました。その言葉がなまって東国のことを「あづま」と呼ぶようになりました。

矢倉岳から下山するときに、ぽっかりと刈り払われた場所を2度とおります。地図の記号では、÷のマークが記入されています。何のマークでしょうか?

1. 火の見やぐら

2. 送電鉄塔

山岳地帯には電力会社が送電線を通し、それを支えるために高い鉄塔を立てています。地図にはときどき÷とマークされています。迷った時など現在位置がわからない時に、この送電線や鉄塔を目標にすることができます。

3. 三角点

矢倉岳情報

箱根登山鉄道 新松田駅 Tel.0465-83-4964
松田警察署 Tel. 0465-82-0110

 

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日本山岳会 神奈川支部

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