季節と天気

春の山

3月になると太平洋側では、暖かい日と寒い日が交互に訪れます。山に雪が降ったり、北斜面では氷がはっていることもありますが、徐々に暖かくなっていきます。5月にかけて若葉まぶしい新緑の季節になり、花が咲き始めます。しかし、北海道や東北、2000m級の山は、まだ冬のさなか。雪崩も起きやすい季節です。ちなみにソメイヨシノの桜前線は1日15kmほどのスピードで北上してきますが、100m登るには3日ぐらいかかります。1000mの山では地上から1か月遅れで咲きます(日当たりによってかなり差がありますが)。

夏の山

6月になると「山開き」が行なわれ、山のシーズンが到来します。しかし九州南部では5月下旬から梅雨に入り、関東は6月初旬から7月中旬、東北は7月下旬まで雨が続きます。もっとも、花が生き生きするのは、この梅雨の季節です。
夏の山は、熱中症や紫外線対策が必要ですが、平地との気温の差にも注意が必要です。高度が1000m上がると、6〜10℃温度が違います。平地が25℃でも3000mの稜線は5℃、風が吹けば体感気温は零下まで下がります。それに夏の山で怖いのは雷です。高い山の稜線では、午後から雷が鳴り出します。また、沢では、夕立などによる増水に注意が必要です。

秋の山

まずは台風に気をつけましょう。進路に当たる山に登るのはもってのほかですが、脇をそれる場合でも強風や大雨が降り、危険です。
秋になると紅葉が美しく、枯葉の中を歩くのも楽しみです。しかし、日没が早くなるので、3時ごろには下山できるように計画を立てましょう。富士山は9月下旬、北アルプスは10月中旬頃までが、登山に適した季節です。

冬の山

冬期の雪山は、経験や技術を身につけた熟練者でないと非常に危険です。しかし太平洋側の低山は、視界を遮っていた木々がなくなって、晴れてクリアな展望を楽しむことができます。関東以南の太平洋沿岸の低山はほとんど雪も降ることがなく、陽だまりハイクを楽しむことができます。太平洋岸が晴れるのは「西高東低」の気圧配置のときです。

 

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