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山頂付近で雷発生！
真夏の暑い日のことです。森林限界を越えた山頂付近を歩いていると、遠くで雷が鳴っている音が聞こえました。さて、どうしましょう。
① 近くで鳴っていないなら問題ない。そのまま登山をつづける
② 近くの山小屋に避難する
③ 急いで茂っている森林に下る
答え
① ╳
② ○
③ △
雷の音が聞こえたなら、雷は近いと思ってください。対処の仕方としては、山小屋に入るのがもっとも確かな方法です。木々にも雷は落ちるので、危険はありますが、稜線で体をむき出しにしているよりは少しましです。
雷雲が迫ってきて稜線にいた場合は、くぼ地やハイマツの茂みなどに身を伏せて雷が過ぎ去るのを待ちます（1時間くらいです）。その場合は、地面にふれる個所を少なくし（地面を電流が流れることがあるので）、しゃがんで体をできるだけ低くします。森にいる場合でも、高い木のそばを離れ、雷が去るまでしゃがんでいましょう。
雷に対しては屋内に入る以外に安全な場所はありません。鉄塔などに「保護範囲」という安全な場所もありますが、現実的ではありません。むしろ雷にあわないように、中止を決め早立ち早帰りを心がけましょう。また観天望気ができるようにしておきましょう。
