おぐにやま
雄国山(1271m)は猫魔火山の爆発によってできた外輪山です。カルデラ湖として雄国沼ができ、北側に雄国山、南側には猫魔ヶ岳などの山々ができました。雄国沼は国の特別天然記念物に指定され、ニッコウキスゲの大群落をはじめ湿原には多くの植物が咲き誇ります。雄国山山頂には展望台があり、磐梯山、安達太良山、西吾妻山、飯豊山など360度のパノラマが楽しめ、初夏には斜面にレンゲツツジの群落が見ることができます。またミズナラやブナの巨木があります。
レンゲツツジ | 雄国沼 | 雄国沼と湿原 |
雄国山山頂から分岐道標に戻って、ここから雄子沢登山口に下りてもいいでしょう。 |
アクセス | マイカーもしくはタクシーで金沢峠へ。 |
コース | 金沢峠 → 雄国沼湿原(散策) → 雄国沼休憩舎 → 雄国山山頂 → 雄国沼休憩舎 → 金沢峠 |
親子 コースタイム |
金沢峠から雄国沼湿原まで20分、雄国沼湿原散策(1周800m)40分、雄国沼湿原から雄国山山頂まで登り 1時間、雄国山山頂から金沢峠まで下り1時間45分、合計約3時間45分 |
交通 | ●バス利用 雄子沢登山口からのコースになります。JR磐梯西線喜多方駅から磐梯東都バスで五色沼方面行きで46分、雄国沼登山道入口下車。 ●車利用 ニッコウキスゲが咲く7月の土日は混雑しています。 6月~7月は交通規制が行なわれており、雄国萩平駐車場から金沢峠までシャトルバスが運行されます。 |
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化け猫の石がある猫魔ヶ岳
雄国沼を中にはさんで、雄国山の南には猫魔ヶ岳があります。『新編会津風土記』には、山に化け猫がいて人を食べていたという言い伝えが山の名前になったと書いてあります。猫にまつわる伝説がいくつか残されており、松尾芭蕉は「山は猫 ねぶりていくや 雪の隙」と詠んでいます。山頂の西側には「猫石」と呼ばれる大きな岩があり、ここからは雄国沼などの展望がきれいです。
雄国沼を3倍にした男
雄国沼は火山の爆発でできたカルデラ湖です。江戸時代、大塩平左衛門が雄国山の山麓に水田を作るため、灌漑工事を行い、沼は3倍の面積になりました。堤防を作りトンネルを掘る大工事で、平左衛門は家屋敷を売り、子どもや使用人を質にいれて借金をするなど、苦労を積み重ねようやく7年かかって完成させました。平左衛門は村人に感謝され、近くの貴船神社にまつられています。
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雄国沼で山吹色の美しい花を咲かせるニッコウキスゲ(日光黄菅)。次の中で正しいのはどれでしょうか?
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根の部分やツボミを食べます。台湾でも金針または黃花菜と呼ばれ食用にしています。ニッコウキスゲは別名ゼンテイカ(禅庭花)といい日本各地に分布。とくに日光の固有種ではありません。朝方に開花し夕方にしぼむ一日花です。
雄国山のある喜多方市は日本三大ラーメンのひとつ「喜多方ラーメン」としても有名です。さて、以下の中で「喜多方ラーメン」の特徴を言ったものはどれでしょう?
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喜多方老麺会のホームページによると、「麺は「平打ち熟成多加水麺」と呼ばれ、一般的には麺の幅が約4mmの太麺で、水分を多く含ませじっくりねかせてつくるのですが、この麺にはコシと独特の縮れがあるのが特徴です」とあります。スープは醤油味の豚骨スープが基本ですが、店によってまちまち。飽きの来ないあっさり型のラーメンが多いようです。
雄国山情報 |
裏磐梯観光協会 Tel. 0241-32-2349
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お問合わせ |
日本山岳会 福島支部 |
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