第14回自然児学校(日本山岳会北海道支部)
〜ツリークライミングや登山で自然を楽しむ〜
・開催日 平成25年7月26日(金)〜28日(日)
・対 象 小学4年生〜中学3年生
小学低学年の参加は保護者同伴の事
[目的地]
国立日高青少年自然の家 からまつキャンプ場
[主催]
日本山岳会北海道支部
[主旨]
ツリークライミング・登山と自然を楽しむ
[開催日]
平成25年7月26日(金)から
平成25年7月28日(日)まで
[対象・参加者]
小学4年生〜中学3年生
[スタッフ]
日本山岳会北海道支部の支部員及び会友30名
[当日の天気]
晴れ時々曇り
[日程]
主なイベント
7月26日(金)
14:00〜 ツリークライミング
19:30〜 星座観測
7月27日(土)
8:30〜 北日高岳登山
14:30〜 スイカ割り
19:00〜 キャンプファイヤー、花火
7月28日(日)
8:30〜 パン作り
[交通]
貸切バス
記録
今年も7月26日(金)から28日(日)、国立日高青少年自然の家からまつキャンプ場にて、2泊3日の第14回自然児学校が開催されました。
札幌駅北口を出発したバスが11時過ぎにキャンプ場に着き、元気のよい笑顔の子ども達がバスから降りてきた。昨年、参加した子ども達が随分大きくなったのに驚いた。早速、開校式を行ない、昼食の後にテント設営。そして楽しみにしていたツリークライミングが開始された。あいにくの雨模様ではあったが、何回も登って十分楽しめた。夕食後、明日の朝食用の空き缶ご飯の準備を行ない、星座観測は雲に覆われていたため座学を行なった。子ども達は随分星の事に詳しい。
2日目、昨夜準備した空き缶ご飯を炊く。今年は上手く炊けました。
今日は北日高岳の登山である。出発時は頂上が雲に覆われていたが、頂上に立った時は日高の町並みが見えていた。下山後は恒例のスイカ割りを競う。2つに分けたグループの戦いに子ども達もスタッフともども、熱い応援合戦が繰り広げられた。
今日の仕事は、明日のパン焼きに使う柳の木の調達とその木の皮むきだ。結構楽しんでいるように見受けられた。夜のキャンプファイヤーはスタッフで何を行なうか検討した、その甲斐があって子ども達もスタッフともども楽しみました。
3日目は昼食用のパン作りである。ビニール袋に材料を入れて揉んで叩いて揉んでいる。発酵するまでの自由時間は、それぞれ好きなことをして楽しんでいた。いよいよパン焼きが始まる。昨日、用意した柳の木にそれぞれ好きなように生地を巻き付け、炭火に近づけて焼いている。巻き付け方にも焼き方にも個性が出るものだ。
今年の参加者は9名と少数だったが、参加した子ども達はそれぞれよい思い出が作られたのではないだろうか。来年もまた会おうとバスを見送った。
コラム
● 第14回自然児学校 楽しかったよ!
私が自然児学校に行って楽しかったことBest3を発表します。
No.1 ツリークライミング
No.2 スイカ割り
No.3 山登り
ツリークライミングでは会場まで、たたみ屋さんの荷台に乗って行きました。その時点で雨はぱらついていました。着いた時私はうれしくて走り出しました。待ちきれなくて、この木に登る! と決めました。説明が終わるとすぐ、やぎのおじさんに頼んで金具を取り付けてもらいました。最初2m位は慣れませんでした。その2mをこえると気合が入りスピードが早くなって、むすび目を付けるのを忘れてしまいました。
無事頂上に着いて、やぎのおじさんにおそわった通り逆立ちをしました。スタッフの人に写真をとってもらい、大満足でした。ところが2本目に登ってもうすぐ頂上! という時でした。雨が降ってきて、下に降りると大雨になりました。準備してくれたテントに入り、雨が止むまで待ちました。その間はみんなでおしゃべりをして、ラムネとゼリーを食べました。すると雨が止みました。私達はようやくツリークライミングを再開しました。両方とも途中でしたが、2本登りました。後半の2本目です。ポケットに私はラムネをつめこんで登り始めました。スタッフの人に「もうそろそろ帰るよー」と言われました。その時私は逆立ちをしていました。そこで私はポケットにつめこんだラムネ5個を出しました。頂上ではなかったけど、地上のテントの中で、
食べたラムネより空中で食べるラムネの方が美味しかったです。1本目は高いひもで頂上まで行ったので絶景でした。木の上は人数が少ないのですずしく、緑のにおいがしました。とても気持ちがよかったです。
自然児学校の関係者のみなさん、ありがとうございました。(小3)
● 自然児学校で学んだこと
ぼくが自然児学校で楽しかった4つのことを紹介します。
まず1つ目は自然児学校の参加者とドッジボールやオニゴッコなどを楽しんだことです。参加者が9人と少ない人数でしたが、少ない人数だからできることがあります。そのためちょうどよい人数だと思いました。また、オニゴッコやドッチボールができる、とても広い広場や大自然があったことがよかったです。2つ目は食事の時です。食べ物がおいしかったのもそうですが、遊んだ後や焼き肉などのときは、特にテンションが最高になり普段は会えない友達と、いつも遊んでいること、流行っている歌、学校のことなどの話題で盛り上がりました。3つ目はゴミの焼却や火遊びです。今回の自然児学校の参加者は火遊びが大好きで、今は家庭ではできないゴミの焼却をしました。また、アルミ缶を燃やし、どう解けるかという実験もしました。またキャンプファイヤーでは、歌を歌いシューマイじゃんけんをしたことがとても楽しかったです。4つ目はスイカ割りです。見えない中での緊張、スイカのとろける甘さ、熱い、熱い応援、なにもかもが楽しかったです。自然児学校はいろいろな人といろいろな形でたくさん交流ができる場です。また来年も多くの仲間と交流を深めたいです。そして自然児学校のスタッフの皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。なお、火を使ってゴミを焼却した際にはおとなの人の目の届く範囲で行ないました。(小6)
● はじめて参加しました。
ぼくは1番最初、友だちになれるかと心配だったけど、友だちができてよかったです。
ツリークライミングは1回やったことがあったけど忘れていたのを、ひげじいなどがやさしく教えてくれて、上まで登れてよかったです。自由時間にはサッカーやバトミントンなどのスポーツをやって楽しかったです。登山は距離があって疲れたけど植物の勉強になりました。もどってきた時のアイスがすごくおいしかったです。ヤナギの木の皮むきも楽しかったです。スイカ割りはむずかしかったけど勝てたし、その後のスイカも甘くておいしかったです。キャンプファイヤーの時のゲームも楽しかったし、知らない歌、知っている歌も歌って校歌もだんだんおぼえてきて楽しかったです。花火は手持ちも噴出の花火もさまざま種類や色があってすごくきれいでした。パン作りは初めての体験だったけど生地を作って枝にまきつける時はむずかしかったけど、焼くのは簡単だったのでびっくりしました。高原荘での入浴の時は初めてサウナに入って汗をかき、普通のお風呂がすごく気持ちよかったです。
ぼくは初めてのキャンプで知ることがいっぱいありました。やさしいおとなのみなさんがいて友だちも出来た楽しい3日間でした。(小5)
● 先日は、子どもがお世話になりましてありがとうございます。
お蔭様で、楽しい3日間を過ごしたようです。田舎に住んではいるのですが、なかなかキャンプに行く機会もなく山登りをすることもなく、とても貴重な体験が出来たようです。また、ツリークライミングの皆様との再会もとても喜んでおりました(昨年11月にお会いしていました)。
また、来年も行きたいと目を輝かせて言っておりました。夏休みに、ひと回り成長できたイベントになりました。
とてもありがとうございました。(保護者)
お問い合わせ
日本山岳会 北海道支部 Tel.011-572-6483