かみいしやま
湖西連峰は浜名湖の西側、静岡県と愛知県の県境に連なる200〜400mの山脈で「弓張山地」が本当の名です。標高は低いものの、一等三角点の神石山、尾根筋にはツバキの大木、イヌツゲの群生地などがあります。
展望はよく、どこからも浜名湖が望め、富士山、南アルプス連峰が望まれます。
新所原駅 | ハイキングコースの案内標識 | 登山口 | ||
あら環像 | 仏岩から浜名湖を望む | ラクダ岩 | ||
神石山から浜名湖を望む | 普門寺本堂 | 新所原駅より普門寺への道路から神石山を望む |
子どもが興味を持つ場所
・あら環像 地元の子どもたちが、ゴミゼロを願って、530(ゴミゼロ)体のあら環像を作成し、設置しています。登山の疲れをひととき忘れさせてくれます。
・野鳥の標本 梅田峠付近には、この山に生息する野鳥を紹介しています。ウグイス、メジロ、シジュウカラ、キジバトなどです。
・景勝地浜名湖の展望 浜名湖は面積で全国10位、周辺で全国3位と入りくんだ地形をしています。浜名湖は汽水湖で魚介類が豊富です。
登山道は広く、迷うところはありませんが、いろいろなコースがあります。迷わないように、案内標識をよく見てください。 |
アクセス | ●公共交通機関利用の場合 東海道本線新所原駅下車、梅田峠への登り口まで徒歩で30分です。 ●車利用の場合 東名高速道路「三ヶ日IC」より約25分、梅田峠への登り口手前に駐車場があります。 |
コースタイム | 新所原駅 → (30分) → 梅田親水公園 → (20分) → 梅田峠 → (20分) → 仏岩 → (20分) → ラクダ岩 → (20分) → 神石山 → (20分) → 普門寺峠(20分) → 普門寺 → (50分) → 新所原駅 *登り1時間50分、下り1時間30分 合計3時間20分(休憩含まず) *登山時期はなく年間を通してそれなりに楽しめる山です。 |
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湖西連峰とは
一般的に、浜名湖の西岸から北岸にかけての山並みをその中間にある宇利峠で区切り、その宇利峠から南西につづく山並みを「湖西連峰」、東につづく山並みを「湖北連峰」と呼んでいます。低い山並みがつづいているため、ハイキングコースや浜名湖の展望台として人気があります。
仏岩
現在は大岩が残っているだけですが、かつてはここには石彫りの仏像がありました。峠を越えてきた旅人を出迎えてくれる「仏のような岩」として、今なお人々から親しまれています。
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嵩山のふもとには常磐満作(トキワマンサク)という木の群生があります。この木の名前の由来はなんでしょう?
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トキワマンサク(常磐万作)とはマンサク科の木で、5月ごろに薄黄をおびた小さな細長い白いひも状の花を咲かせます。静岡県湖西市、三重県伊勢神宮、熊本県荒尾市だけで自生しています。静岡県の天然記念物に指定されていて、見頃の時期にはトキワマンサクまつりが開催されます。
湖西連峰の東に見える浜名湖はウナギの養殖で有名です。さて、このウナギの特徴として、正しいのはどれでしょうか?
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ウナギの嗅覚は非常にすぐれていて犬の嗅覚に匹敵します。とくにアミノ酸に対してきわめて敏感です。ウナギだけでなく、魚は非常に嗅覚を発達させています。サケなどが生まれた川に戻ってこれるのも微妙な海水の匂いをかぎ分けているのではないかといわれています。
神石山情報 |
湖西市役所
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お問合わせ |
日本山岳会 静岡支部 |
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