きんときやま

金時山は山頂(1213m)が神奈川県と静岡県の県境に位置した箱根外輪山の最高峰であり、都心からのアクセスも良好な金太郎伝説発祥の山です。晴れていれば素晴らしい富士山の眺望も望めます。
今回は乙女峠バス停→乙女峠→金時山→金時神社入口バス停へと降りるコースを紹介します。登山中は金太郎にゆかりのある史跡探しもまた楽しい山行になることでしょう。

   
金時山登山口
乙女峠バス停の前には富士見茶屋があります。飲み物の調達やトイレをお借りして準備を整えてから登山に臨みましょう。バス停から林道を歩くと登山口の看板があります。ここを右折して登山道に入っていきます
  途中に階段あり
階段の段差にばらつきがあるので注意してゆっくり登りましょう
  乙女峠
こまめに水分を補給して山頂を目指しましょう
   
金時山山頂
まさかりを手に持って記念撮影ができます
  山小屋のきのこ汁
山小屋であたたかいきのこ汁を頂くことができます
  山頂の風景
この日はあいにくの天気でしたが、晴れの日は素晴らしい眺望を望めます。山頂は広いので、家族やお友達みんなでお弁当を広げるのも楽しみのひとつですね
     
金時手毬石
下り方向から見るととっても真ん丸に見える手毬石。ぜひ記念撮影に
  公時神社着
公時神社から少し下るとバス停があります。箱根の町経由で美術館や温泉に立ち寄ってもいいですし、御殿場方向へ帰宅することもできます
   
乙女峠バス停から登山口までは交通量が多いので車に注意しましょう。粘土質の土の箇所は滑りやすいので注意しましょう。
アクセス 新宿西口から小田急箱根高速バスにて乙女峠まで約2時間
コース 乙女峠バス停 →(40分)→ 乙女峠 → (15分) → 長尾山 →(45分)金時山 →(30分)→ 公時神社分岐 →(60分)→ 金時神社入口バス 計約3時間10分(休憩を含まず)

「金太郎伝説」の歴史が残る日本300名山の一つ

金時山の本来の名前は猪鼻山といいますが、いつの時代から金時山と呼ばれるようになったのかは現在まだわかっていません。しかし、文献の上ではっきりと金時山・公時山(きんときやま)の名が出ているのは、文政三年(1820年)に編集された「駿河記」に「坂田公時この山に育ち源頼光朝臣に仕う、故に公時山と云う」とする記述がありその後発行された多くの古い書物にもそれぞれの理由で金時山の名前がついた説明がなされていますが一般的には金時(幼名=金太郎)が少年時代にしばしば遊びに登り百獣を相手に過ごした伝説によって名付けられたというのが一番有力な説です。(山頂の看板より抜粋)

金時山が伝説発祥地となった少年は?

1. 桃太郎

2. 金太郎

 

3. 浦島太郎

金時山情報

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