ぽんぽんやま
どうしてポンポン山って言うのでしょうか? それは謎です。山頂に近づくと足下がポンポンと鳴る! ポルトガル語のポン(一番)から。ポンポコタヌキがいるから? 登って、謎を解いてみよう(謎を解くヒント「三角点から東へ3歩」)。
さて、ポンポン山に登るには、いくつかの方法がありますが、よく使われるのは小塩のバス停から登る方法と神峰山口のバス停から登る方法。登山道は舗装の部分も多く、東海自然歩道になっています。近くには有名な寺社がいくつもあり、広い山頂からは大阪湾や生駒山、京都の愛宕山や比叡山、琵琶湖、それに丹波の山などを見ることができます。
紅葉の頃 | 神峯山寺 | 山頂 |
バス停「川久保」(JR東海道本線高槻駅発)や「出灰」(JR東海道本線高槻駅発)からのコースもあり |
アクセス | JR東海道本線高槻駅からバスで「神峰山口」下車 阪急京都線東向日駅あるいはJR東海道本線向日駅からバスで「小塩」下車 |
コース | 神峰山口バス停 → 神峯山寺 → 本山寺 → ポンポン山 → 杉谷 → 善峯寺 → 善峰寺バス停 → 小塩バス停 |
親子 コースタイム |
5~6時間程度 |
交通 | ●電車・バス利用 ・JR東海道本線高槻駅から高槻市営バス約15分。「神峰山口」バス停下車 ・「小塩」バス停から阪急バス約20分で、阪急京都線東向日駅あるいはJR東海道本線向日駅 ●マイカー利用 各お寺の駐車場は、全て参拝者用となっています。利用することは出来ません。 |
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イノシシが手伝った寺づくり
登山口にある善峯寺は平安時代の1029年に源算上人によって開かれたとされています。開山のとき、源算上人はお堂を建てようとしましたが、岩が多くてできませんでした。すると上人の枕元に僧が現れて、力を貸してくれるという夢をみました。次の夜、イノシシの大群が、キバで岩を割り砕き、一夜にして平地ができました。(『西山良峯寺縁起』より)
「AR高槻城」を見よう
ポンポン山は京都市と大阪府高槻市の境にあります。その高槻市には室町時代から明治時代まで高槻城がありました。高山右近や内藤信正が城主となった名城です。現在、城域の一部が城跡公園として整備されていて、江戸時代の高槻城下町を再現することができるスマートフォンアプリ「AR高槻城」で、その姿を見ることができます。アプリをダウンロードして城跡公園でスマートフォンをかざすと、江戸時代の高槻城や城下の街並みが、画面上に映し出されます。
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「神峰山口」バス停のひとつ手前、「原立石」バス停の待合所は一風変わっています。さて、どう変わっているでしょうか? 次の中で違うのはどれ?
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むかしは寒天の名産地で、冬になると一面に寒天干が行われていたそうです。また府下で最初に「どぶろく特区」になり、どぶろく作りをしているので、2008年に原立石のシンボルとして、桶をイメージした木造の待合所ができました。
ポンポン山情報 |
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お問合わせ |
日本山岳会 京都・滋賀支部 |
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