ひのでやま
360度の展望がすばらしい。上り3時間、下り2時間ほどの行程です。ちょっときつい上りがありますが、ゆっくり歩けばいつの間にか頂上に着きます。御岳山からみて日の出を迎える山として知られています。都心や関東平野を展望し、丹沢山系と奥多摩の山々を眺めてから、つづら折りの山道をつるつる温泉に下ります。温泉につかり、機関車バスで武蔵五日市へ。小さな子ども連れの登山には、ケーブルカーで上がれる御岳山から日の出山に上るやさしいコースもあります。
梅の公園 JR青梅線日向和田駅を出て30分ほどで梅の公園の前に出ます。広大な梅林山があったのですが、ウイルスの感染が見つかり、すべての梅の木を伐採しました。今は、スイセンやフクジュソウ、ロウバイなど花の公園になっています。梅の里を再生する計画が進んでいます |
日出山登山口 梅の公園の前の道を10分ほど進むと、山の中腹にある琴平神社への入り口を示す鳥居があり、日の出山に上る登山口になっています。鳥居をくぐると標識もあり。金網の向こうに小さな梅郷ゴルフ場を見ながら、急な階段状の道を20分ほど上ると少し緩やかな杉林の登り道が続きます |
三室山(646.9m) 琴平神社からは、緩やかで歩きやすい尾根道が続きます。30分ほどで右側に三室山(みむろやま)への標識があり、尾根道を離れて上ると5分で三室山の頂上に出ます。標識のほかに何もありません。二俣尾(ふたまたお)駅から愛宕神社・愛宕山を越えて日の出山に上る道と合流します |
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4.梅野木峠(約600m) さらに30分ほどで、立派な林道と交わる梅野木峠に出ます。ベンチがあってここで日の出町を眺めながら、ひと休み。反対側(北側)の遠くには高水三山が望め、林道を左下に下ると3キロ先のつるつる温泉に出ます。林道は一般車通行止めになっていますが、右下は沢井につながっています。峠から日の出山まで1時間20分ほど上ります |
日の出山(902m) 頂上にはあずまやがあって、その中や前のベンチ、展望盤や日の出山の標識の周りに大勢の人がお弁当を広げて食べています。登ってきた山頂東側には関東平野が広がり東京都心から東京湾までの眺望がすばらしいので、元日には東京のビルの間から昇る初日の出を見るために1000人もの登山者が上ってきます。空気の澄んだ秋から冬にはスカイツリーも見えます |
麻生山(794m) 日の出山頂から南側つるつる温泉に下りるコースへの石段は急なので、小さい子供連れの場合トイレのある方に下りてその横から下山コースに入ると安全。急こう配の山道を下る先に美しい形をした麻生山(あそうやま)が目を引きます。つるつる温泉まで3キロ |
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顎掛岩(あごかけいわ) 日の出山頂から30分ほど、クロモ岩の標識から15分ほど下って平坦になったところで尾根道の左側に、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が蝦夷征伐の帰りにこの岩に顎を掛けて関東平野を見渡したと伝えられている岩があり、顎掛岩の立て札が立っています |
つるつる温泉 日の出町公営の温泉で、正式名は「生涯青春の湯つるつる温泉」。日の出山の麓の谷間に1996年にオープンした天然温泉。大浴場や露天風呂があります。館内で食事もできます。筋肉痛や足の挫きなどに効能があるといいますから、ゆっくりつかって登山の汗を流し、疲れを癒すのによいでしょう。アルカリ性単純温泉が肌をすべすべにしてくれるというので、「美肌の湯」として人気です |
機関車バス「青春号」 温泉からJR武蔵五日市駅を20分でつなぐ正面が機関車の形をした特別デザインのトレーラーバス。西東京バスが路線バスとして運行していて、通常のバスの間に最終の20時まで毎時1便運行しています。子若いカップルもこれに乗って大喜びです |
コース説明
日の出山山頂からクロモ岩までの下り道は、急な石の階段、木の階段ととても滑りやすい山道が続きます。小幅で気をつけて下りましょう。ほかの下り道でも、小さい子供はついついスピードが出て止まらなくなります。山道は走らないでゆっくり下りましょう。 | |
このコースには登山口から下山するまで、水場や水を買うことのできる所はありません。春から秋まで暑い日に登りで汗をかいて脱水症にならないように、水は500~1000ml(ペットボトル1~2本)を必ず自分で持って行きましょう。 | |
クマの目撃情報が何件も寄せられています。特に秋から冬、春にかけて、上りのコースを歩くときはクマ対策として、鈴や笛など音の出るものを持って行き、時々音を出すことでクマにこちらの居場所を知らせると、クマと出合わないことにつながります。 |
親子 コースタイム |
JR青梅線日向和田駅 →(30)→ 登山口 →(60)→ 琴平神社 →(30)→ 三室山 →(30)→ 梅野木峠 →(20)→ 高峰山 →(60)→ 日の出山 →(15)→ クロモ岩・金毘羅尾根への分岐 →(15)→ 顎掛岩 →(30)→ 日の出山ハイキングコース入口・林道 →(15)→ 三ツ沢分岐 →(10)→ つるつる温泉 |
交通 | [行き] JR青梅線日向和田 ホリデー快速おくたま号、または青梅特快で青梅まで行って、奥多摩行各停に乗り換える。 [帰り] つるつる温泉 →(西東京バス20分)→ JR武蔵五日市 |
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琴平神社
祭神として大国主命、崇徳天皇を祀り、梅郷を一望し常に氏子を見守ることのできる巌山の頂上に鎮座している。 古くは「金比羅大権現」と呼ばれていたが、明治以降「琴平神社」と呼ばれるようになった。戦前までこの地は養蚕が盛んで繭の生産が氏子の生活の支えであり地元の経済の中心であったため、増殖増産の産土神(うぶすながみ)として崇敬され、繭の豊作を祈願する人が多く、 繭の当たり年にはお礼に猫の焼き物が奉納された。猫の焼き物は、天敵であるネズミから蚕繭を猫が守ってくれたお礼とも伝えられてる。現在も商売繁盛を祈願に上ってくる人が多く、 新しい招き猫や現代的な招き猫がたくさん奉納されている。
日の出山のご来光
東京都心だけでなく遠く関東平野から東京湾まで見晴らせる日の出山は、山頂で元旦の御来光を迎えようする登山者が御岳神社を参拝したあと、上ってくるため、大晦日から元日には毎年1000人以上の登山者で溢れます。その多くが麓のつるつる温泉へ下り温泉とお屠蘇で暖まるそうだ。日の出山のほかに、その隣りの麻生山と勝峰山は山頂から見える日の出がすばらしいことで、日の出町を代表する「日の出三山」として知られています。麻生山は2015年末に山頂が景観皆伐され、東側の展望が180度以上開けたため日の出山に遜色ない御来光のポイントになって日の出山より静かな中でご来光を迎えられる。ここからも麻生山林道を下ればつるつる温泉に下山できる。
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日の出山の名前はどうしてついたのでしょうか?
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とくに初日の出をみる登山者で元旦は大賑わいとなります。大晦日から、JR青梅線は終夜運転。御嶽駅前のバス乗り場・ケーブルも大行列。宿坊の立ち並ぶ道の途中で、左のほうへ日の出山に行く道に入ると静かになります。道は真っ暗。ヘッドランプは必携です。ランプなしでは歩けません。
つるつる温泉はどうしてつるつるというのでしょうか?
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つるつる温泉は平成8年11月にオープンした天然温泉です。 地下1500mから汲み上げる温泉はアルカリ成分が高く(PH9.9)その名の通りお湯につかればお肌がつるつるになります。
日の出山情報 |
日の出町 産業観光課商工観光係 Tel. 042-597-0511
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お問合わせ |
日本山岳会 東京多摩支部 |
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