おおのやま
頂上周辺は、かつて県営大野山乳牛育成牧場でしたが、残念ながら、現在は、閉鎖されています。頂上一帯は、牧草地跡となっており、富士山、丹沢湖、西丹沢の山々、相模湾などを見渡すことができる、とても眺めのよい山です。
御殿場線 谷峨(やが)駅 三角屋根の小さな無人駅です。スイカやパスモは使用できません。下車時、注意が必要です。また、駅には、飲料の自動販売機は、ありますが、付近にはコンビニがありません |
嵐地区 谷峨駅から駿河小山方面に歩き、右折して跨線橋を渡ります。酒匂川を吊り橋で渡った後、左折、Y字路の右の坂道を登ります。やがて前方に「大野山ハイキングコース」の案内板が目に入ります。ここを左折すると登山道になります |
小さなトイレ 登山道から再び車道に出ると、正面に頼朝サクラが目に入ります。サクラの横を通ると正面に小さなトイレが見えてきます。大野山へは、トイレの右側の坂道を進みます |
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東屋(十字路) 車道を横断すると、正面に東屋があります。ここまでは樹林の中のルートでしたが、この先から視界が広がっていきます。保護柵の扉を通過し、ジグザグに登ります |
牧場跡を進みます。 西側に雄大な富士山の姿が見えます。この先、登山道横のススキが伸びて歩き難い場合があります。注意しましょう |
大野山山頂 山頂からは富士山をはじめとして、西丹沢の山々、相模湾方面の景色が広がります。 ここには、東屋、トイレがあります |
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地蔵岩コースを下ります 山頂から登ってきた方向と反対(山北駅方面)に下ります。十字路(左手に大きな大野山の案内板が立っています)は直進します。やがて右手の道標にしたがい右折すると、長い階段状の下りが始まります。この先が登山道です |
地蔵岩コースから車道に合流 ここからは、舗装路の車道です。自動車に気をつけましょう |
旧共和小学校 1874年に開校した由緒ある小学校でしたが、2011年3月に閉校となりました。校庭の前を通っていきます |
酒匂川を渡る吊り橋は、雨や雪が降ると、大変滑りやすくなりますので、慎重に歩きましょう。 | |
地蔵岩コースの山道は、崩れかかった箇所や、岩や落葉で滑りやすい(特に雨の日や雨上がり)場所がありますので、十分気をつけましょう。また、旧共和小学校からの下り舗装道路でも、コケがついていたりして、滑りやすい場所があります。 | |
山頂で悪天候に遭遇した場合は、舗装済みの車道コース(深沢コース)で下るのが、より安全です。自動車には注意して下さい。 |
親子 コースタイム |
JR御殿場線谷峨駅 →(30分)嵐地区 →(15分)頼朝桜 →(2分)トイレ →(20分)東屋(十字路) →(50分)大野山 →(1時間05分)地蔵コースから車道合流点 →(15分)旧共和小学校 →(40分)樋口橋 →(20分)山北駅 |
交通 | [行き] JR東海道線国府津駅 →(御殿場線)→ 谷峨駅 ※小田急線新松田駅で、JR御殿場線松田駅に乗り換えることも可能。 [帰り] 山北駅 →(御殿場線)→ JR東海道線国府津駅 |
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頼朝サクラ
樹高約11.6m、根廻り約2.4m、推定樹齢は約80年とされています。元樹は明治14年の台風によって倒壊したと伝えられており、現在の木はひこばえが成長したものです。 天保年間に江戸幕府により編纂された『新編相模国風土記稿』に挿絵とともに記載されています。その記載によると古来よりこの桜の付近は「桜平」と呼ばれ、源頼朝が植えたという伝承があるとされています。そのため地元では「頼朝サクラ」と呼んでいますが、実際のところ源頼朝が河村郷に来たことも、ましてやその地にサクラを植えたという記録もありません。 (出典:山北町Website)
*ひこばえ・・伐った草木の根株から出た芽のこと
大野山情報 |
山北町役場 商工観光課商工観光班 Tel. 0465-75-3646
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お問合わせ |
日本山岳会 神奈川支部 |
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