科学委員会
KAGAKU

     例会記録 2012


科学委員会 例会報告 2012年
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科学委員会例会報告(2012年12月)

◆日時   2012年12月20日
◆場所   ルームにて
◆参加者  芳野赳夫、古市進、石田要久、北野忠彦、下田俊幸、石岡慎介、末広坦、山田誠、箕岡三穂、松浦祥次郎、福岡孝明、米倉久邦      以上12名

議事

◆忘年山行終了報告
 石岡委員 リーダーは石岡委員、サブは下田委員にお願いした。12月18日に実施。参加者は9名。雲はあったが風もなく天候に恵まれ、秩父の若神子山への道を1時間半ほど歩いた。人造湖のさくら湖に降りて、迎えのバスに乗り、石岡委員旧知の旅館浦山山荘で宴会をした。静岡県三島市から、委員会に入会を希望している小山智弘さんが特別参加した。織方委員の詩吟朗詠、山の歌の合唱など、楽しい時間を過ごした。
 ※小山さんの希望を受け、20日の例会で入会してもらうことになった。一度、せっかくだから、三島周辺で山行を計画してもらおうとの声があった。

◆新年会
 2013年1月17日午後6時半から、学習院大学構内の「目白クラブ」で開催する。会費は一人5千円を予定。大学構内には、お榊壇と呼ばれる乃木希典学長の記念碑がある。見学希望者は、福岡委員が案内をしてくれる。参加者は、目白クラブがある中央研究棟の一階に午後6時集合すること。
 新年会の世話役は芳野委員にお願いした。「20人で貸切」と予約しているので、できるだけ参加者は多い方がいいとのこと。20日現在、ギリギリの数字なので、まだ、参加表明していない委員は、取りまとめをしている平野事務局長に連絡をしてください。

◆旅行業法
 11月に旅行業法の勉強会があり、参加した平野事務局長からの報告書が届いている。それによれば、委員会が毎年実施している「探索山行」については、旅行業法の適用を受けるような内容のものではなく、業法に抵触する危険性はないと結論している。

◆「登山を楽しくする科学」フォーラム
 日程・福岡委員の努力により、2013年3月23日(土)に立正大学大崎校舎4号館431教室(263人収容)を午前9時から午後6時まで、借りられるようになった。
内定しているテーマと講師の件(順不同)

1・高山植物の見方と楽しみ方(仮題)
講師  東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科森林生態学研究室
中村 幸人教授
※小疇委員の尽力で引き受けていただいた。

1・日本の氷河地形の研究・立山で氷河の存在を確認(仮題)
講師  小疇委員が担当

1.ツキノワグマに出会ったらどうする?  知られざる驚きの生態
講師  茨城県立自然博物館動物研究室主席学芸員  山崎晃司農学博士
※平野事務局長の尽力により、引き受けていただいた。
※山岳会員ではない講師の方には、少額だが謝礼を払うことにする。

◆2014年のフォーラム日程
 福岡委員より、今年度末で大学教授現役を終えるので、2014年の大教室確保につき、大学担当者と協議し、今年度中なら2014年の大教室借り受けが可能との返事をもらったと話があった。それならば、ぜひ、お願いしたいということになり、2014年3月15日(土)に内定し、大教室の予約を入れてもらうことにした。少々、気が早いが、2014年の日程も確定することになりそうだ。福岡委員に多謝。

◆中村順二委員の講話
 石岡委員より提案があり、科学委員会創設時からの事情をご存じの中村委員から、50年前の創設の経緯、委員会の将来図などについて、話を聞く機会を持つことにした。時期は、フォーラム終了後で探索山行前の4月の例会とする。

講和のお願いと内容は石岡委員に任せる。このため、4月の例会は通常より30分繰り上げて午後6時からとする。できるだけ多くの委員が参加出来るようにして頂きたい。

◆探索山行
日程  山岳会の行事予定などを考慮し、暫定的に2013年6月22−23日とする。
場所とテーマ  「黒曜石の歴史を探る」
提案者 福岡委員  宿泊はジャベルの小屋  50人可能
峠を越えて、黒曜石博物館を訪ねる  お話は館員にお願いする方向
福岡委員が世話役を引き受けてくれるとのこと。具体的な行程は今後、福岡委員を中心に詰める。小屋の予約も、お願いした。

以上

UP

科学委員会例会報告(2012年11月)

◆日時   2012年11月15日
◆場所   ルームにて
◆参加者  芳野赳夫、井上希夫、井上千夏、小疇尚、下田俊幸、北野忠彦、石田要久、山田誠、古市進、松浦祥次郎、平野裕也、箕岡三穂、米倉久邦    計13名

議事

◆フォーラム
1・日取り 3月16日か23日で、福岡委員に打診する。
※その後、福岡委員と話をして、3月23日に立正大学の大教室を借りていただくよう、お願いした。各自、予定をしておいてください。(米倉)

1・テーマ
いろんな意見が出たが、その中で、
日本の氷河、立山で確認された現存する氷河などについて、小疇委員にお願いする。
A山岳気象でヤマテン社長の猪熊隆之気象予報士(山岳会会員)にお願いできないか、交渉する。担当は米倉。
※20日に猪熊氏と交渉したが、すでに3月23日は予定があるとのこと。別のテーマ、担当者を探す必要がある。
Bツキノワグマの対策、生態などについて、山崎晃司茨城県立自然博物館動物研究室首席学芸員にお願いできないか、交渉する。(担当は平野事務局長)
という方向でまとまった。

◆科学委員会創設の頃の話について
 石岡委員から、創設時のことをよく知っている中村純二東大名誉教授から話を聞く機会を持ちたいとの提案があった。すでに、中村氏とは、石岡委員が話をし、喜んで応じていただけるとのことだった。
 委員会創設の頃の貴重な話を聞くのは、全員が賛成。いい機会であり、中村氏にお願いすることにしたい。例会の時に、おいで頂くのが一番いいだろう。タイミングとしては、2月はフォーラム直前でもあるし、3月のフォーラム後の4月例会時では、どうだろうかとの意見が多かった。この方向で、石岡委員と話をする。

◆探索山行
どこにするか。幾つかの候補地が上がった。

1・八ヶ岳周辺 蓼科山と縞枯れ現象
1・和田峠と黒曜石遺跡
1・小淵沢のフォッサマグマ断層と日向山
1・野辺山の巨大電波望遠鏡群と飯盛山、小川山
などが検討された。引き続き、候補地を考える。

◆忘年山行
石岡委員がリーダーで12月18日に行う。秩父市の若御子山散策。その後、浦山山荘で宴会の予定。参加者は10数人程度。集合9:15西武池袋駅特急ちちぶ乗車改札口。
まだ、連絡をしていない委員は、出欠を石岡委員 bistari@alto.ocn.ne.jp 080-1140-8438 連絡されたし。

◆新年会
恒例の1月新年会を、例会日の1月16日に行う。場所は、芳野委員に学習院大学内のレストランをお願いすることした。
※その後、芳野委員からメールがあり、約20名で予約をしたとのことです。各委員は、出欠を平野事務局長に連絡してください。

◆マッキンリー探査
今回例会時に、進展を報告するといっていたが、当事者の大蔵委員、担当理事の森理事から、何の連絡もないので、科学委員会としては、2人からの連絡あるいは報告を待つことにした。

以上

UP

科学委員会例会報告 (2012年10月)

◆日時  2012年10月18日
◆場所  ルームにて
◆参加者  芳野赳夫、井上希夫、井上千夏、小疇尚、北野忠彦、森武昭、西村智磨子、下田俊幸、石岡慎介、織方郁英、石田要久、大島輝夫、山田誠、古市進、大倉喜福、平野裕也、米倉久邦                       以上17名

◆議事  マッキンリー気象観測再開について
 森理事発言  大蔵委員から、マッキンリー気象観測第3期プランの提案書が出された。山岳会としては、これまでと同じく科学委員会の管轄下でマッキンリープロジェクトチームをつくり、このプランを実施することを提案する。この仕組みでいいのか、委員会で審議していただきたい。
 大蔵委員から、第3期プランについての説明と資料の提出を受けた。
説明概略  目的は、気象遭難防止と高所登山戦略に役立てるための気象データの蒐集であり、学生部や青年部など若い会員に参加を募り、調査研究の意義を学ばせるとともに、登山の総合能力の育成を行うという第二の目的も担う。
 第1期と2期は、アラスカ大学国際北極圏研究センター(IARC)との共同研究としてやってきた。第3期も、日本国内の資金援助とアラスカ大学の研究費を受けて、実施したい。期間は2012年から10年間を予定し、半期5年ずつに分けてそれぞれプランニングしていく考えである。
 大蔵委員からは、具体的な資金支援の申し出、アラスカ大学の現況、観測機械の設計・製作、維持管理などで約400万円の経費が予想されることなどの説明があった。

質疑
芳野委員  これまでの研究成果についての論文を,英文を含めて発表するべきではないだろうか。これからの10年の研究は、温暖化と関連させていく方が、大学側の予算も取りやすいのではないか。氷河の後退や極域気象への関心が高まっている。科学として、どういう研究をしていくのかを、ハッキリさせてほしい。
 そのほかの委員も、これまでの研究の成果、これからの研究課題が分かりにくいなど、幾つかの問題点、疑問点が指摘された。
 このため、マッキンリー第3期プロジェクトを科学委員会の下部組織として進めることについて、結論は急がず、準備段階としてとりあえず受け止めることとし、さらに計画の進展状況などについて、大蔵委員から次の例会で報告を受けることとした。

◆新入会員
 例会に、下田俊幸さんが参加、「2007年に山岳会に入った。これまでの何度か、科学委員会のイベントに参加し、関心を持ってきた。お手伝いすることがあれば、協力する。委員会にメンバーとして参加したいと思う」と発言があり、全員の拍手で歓迎した。

◆忘年山行
 恒例の忘年山行を今年もやることにし、日取りを12月18日とした。出席者の参加可能日を優先した。場所や内容は、石岡委員の申し出で、幹事役を引き受けてもらい、プランを練っていただくことになった。

※後日、メールで秩父方面に行くとの計画が出されている。

文責 米倉

UP

科学委員会例会報告 (2012年9月)

◆日時  2012年9月20日
◆場所  山岳会ルームに
◆参加者  西村智磨子、石岡慎介、井上希夫、井上千夏、大島輝夫、箕岡三穂、松浦祥次郎、末広坦、古市進、石田要久、織方郁英、平野裕也、米倉久邦     以上  13名

◆理事会報告
1・法人運営適正化プロジェクトチームを公益法人運営委員会に、インターネット小委員会をデジタルメディア委員会に、それぞれ昇格させ、2委員会が新設された。最近の情勢に対応する。

◆議事
1・10月27日に24年度の新入会員オリエンテーションがあると総務委員会から連絡があった。科学委員会としては、受付に資料を置くことで対応することにした。

1・これに関連して、石岡委員より、磐梯山探索山行に参加した山岳会員が、科学委員会に関心を示していたと発言があった。後日、本人を特定して接触を試みることにした。

1・松浦委員より 9月に木曾駒ヶ岳に登った。山小屋で泊まったが、翌日、一人が尿道閉塞で大変なことになった。うまく上空が開いて、ヘリを頼めたが、危機一髪。幸運だった。老人の登山は思わぬ危険がある。

◆講話  松浦委員 元原子力安全委員長、原子炉の専門家であり、福島事故後も実務を知る人材として活躍している。福島事故とその後の事象、政府の対応などについて、語ってもらった。長い経験と深い洞察に裏打ちされた話には、強い説得力を感じた。特に、低レベル放射能の影響について、実相が理解されておらず、誤解に基づく情緒的雰囲気に流される判断は有害とし、極めてストレスの高い避難生活に比べれば、自宅で生活再建を図る選択肢もあるとの提言は印象に残った。   

文責 米倉

UP

科学委員会例会報告 (2012年7月)

◆日時  2012年7月19日
◆場所  山岳会ルームにて
◆参加者:芳野赳夫、井上希夫、井上千夏、小疇尚、西村智磨子、北野忠彦、織方郁英、末広坦、石田要久、山田誠、古市進、平野裕也、箕岡三穂、米倉久邦 以上14名

◆連絡事項
森武昭担当理事 :委員会などが主催する山行で旅行業法に抵触する可能性のあるものがあるとの指摘があり、秋に弁護士を招いて勉強会をする。
 当委員会の委員であり、家庭の事情で福岡に居を移した鈴木恭一郎氏から葉書がきた。
 本人の希望により、委員会のメーリングリストに登録することにした。平野事務局長に手続きを依頼。(その後、登録終了の連絡あり)

◆6月の磐梯山探索山行報告
 井上会計担当委員 :会費など収入は合計850、000円、支出総額は884、715円で、差し引き34715円のマイナスとなった。マイナス分は、積立金から補てんした。
  山田探索山行担当委員などの発言
1・宿は立派で快適と、評判がよかった。
1・初日の江花委員講演は、後ろの席の人のためにマイクを入れた方がよかった。
1・山頂からの下りが急で、予定よりかなりの時間がかかった。やはり、一度下見に行っておいた方がよかった。現地の江花委員に頼り過ぎだったのではないか。
1・山頂などでの記念写真は、平野事務局長から参加者に郵送する。

◆納涼会 :8月16日午後6時から 有楽町のビヤホール 現在の参加者は14人
※余裕がありますので、ふるってご参加ください。        

(米倉記)

UP

科学委員会例会報告(2012年6月)

◆日時  2012年6月21日
◆場所  山岳会ルームにて
◆参加者 芳野赳夫、古市進、箕岡三穂、井上希夫、井上千夏、西村智磨子、織方郁英、石田要久、末広坦、平野裕也、山田誠、松浦祥次郎、石岡慎介、北野忠彦、米倉久邦      以上15名

◆講話
 委員である芳野赳夫電気通信大名誉教授から「第24期太陽サイクルはいつ再開するのか。太陽活動極小期の再来」と題した話を聞いた。前回に、委員会として、お願いしていた太陽黒点に関するテーマである。

内容
 最近、太陽の勢力がおかしくなっている。太陽は、西暦1700年ごろから、11年周期で黒点の活動が活発になって静かになることを繰り返してきた。今回は、これが題24期目に入ったところだが、これまでと動きが大きく異なっている。
 2007年ごろから、黒点の活動はだんだんと活発になっていくはずだが、黒点が観測されていない。2008,2009年は、ほとんど黒点の活動がなかった。かつて、太陽活動の極小期は、1650年から1750年ごろで、この時期には黒点は観測されなかった。それが小氷期と呼ばれた時代だ。地球の気温が下がり、ペストが大流行した。太陽の放射量が低下し、紫外線が少なくなり、消毒機能が落ちたことも疫病流行の一因だったのではといわれている。
 今回の活動極小期では、23期に比べて、およそ13%ほど、太陽の放射量が少なくなっている。2010年には少し動きが出て、2011年末には磁気嵐が観測された。しかし、これからはどうなるのか、分からない。
 太陽活動が低下すると、成層圏の上は温度が低下するが、、地表はCO2による温暖化が進んでいる。黒点の動向も不明だし、成層圏の上と下では温度が出ているなど、これから何が起きるのか、全く予測が出来ない。小氷期がやってくるかもしれないし、再び黒点が活発になって、通常の周期に戻るかもしれない。研究者は、大きな関心を持って、今後の太陽の動きを注視している。

議題

◆探索山行
 すでに明後日に迫っているので、担当の山田委員から進捗状況の報告を受けた。参加人数は、その後のキャンセルで、22日現在、計49名となった。
 部屋割り、登山時の班分けなどで、再調整をした。留守番部隊帳には、芳野委員にお願いした。
 科学委員の参加は、15名。男女比は、男34名、女15名。年代別では、60代、70代がそれぞれ20名前後、40代が3名、80代が3名となっている。

◆夏の納涼会
引き続き、芳野委員に学習院大学内のレストランでの開催について、お願いした。

UP

科学委員会例会報告(2012年5月)

◆日時  2012年5月17日 午後6時半より
◆場所  山岳会ルームにて
◆参加者  芳野赳夫、箕岡三穂、井上希夫、井上千夏、平野彰、小疇尚、北野忠彦 石田要久、古市進、山田誠、石岡慎介、平野裕也、米倉久邦   計13名

議事内容

◆探索山行
 (山田探索山行担当委員) 17日現在の参加者は、50名。往路のバス乗車人数は48名、復路の人数は47名。福岡委員は、往路は夜に到着。往路乗車のうち、2名は現地に残る。平野彰委員は、往復とも宇都宮から自家用車を使用。江花委員は現地で参加。
参加者内訳では、山岳会委員が37名、一般参加は14名。
東京の留守担当は、芳野委員とする。なにかあった時には、山岳会本部などとの連絡を担当してもらうことになった。
参加費は一人18000円とする。

これからのこと
・人数が増えたので、バスは席の多いタイプに変更するよう、末広委員に交渉をしてもらう。
・最終案内を参加者全員に出す。内容は、山田委員がまとめ、参加者を紹介した委員は、それぞれが責任を持って連絡する。
・参加者の名札づくり、科学委員の腕章は、これまでと同様に井上委員にお願いする。
・参加者名簿を確定させた後に、宿舎の部屋割りを決める。
・磐梯山登頂にあたっては、全員を10人程度のグループに分け、科学委員5人がグループのまとめ役になる。

◆夏の納涼会
 恒例の夏の納涼会は、8月の第3木曜日 16日に開催する。場所については、有楽町ビヤホール、六義園、古河庭園などが話題となったが、芳野委員が、学習院大学が構内で運営しているレストランで開催してはどうかと提案、全員が賛意を表明した。詳細や、開催可能かなど今後の交渉は、芳野委員に一任し、次回の例会で最終的に決定する。このレストランは、日比谷の松本楼が経営を委託されているとのことだった。

◆次回例会での講演会
 6月21日の例会では、最近大きな話題となっている太陽黒点の異常な動きと地球環境への影響などについて、芳野委員の講演を聞くことにした。このため、例会開始時間をいつもより30分早めて、午後6時からとする。

※座席に少し余裕があるので、講演会だけ、関心のある会員が参加しても大丈夫と思うので、友人などがいれば、誘ってください。

以上

UP

科学委員会例会報告(2012年3月)

◆日時 2012年3月15日午後6時半から
◆場所 山岳会ルームにて
◆参加者  森武昭(理事)、北野忠彦、石田要久、古市進、山田誠、鈴木恭一郎、箕岡三穂、平野裕也、井上希夫、井上千夏、小疇尚、末広坦、志賀尚子(理事)、松浦祥次郎、石岡慎介、平野彰、福岡孝昭、米倉久邦   以上 18名

◆理事会報告

森理事
 3月末で志賀理事が、アルジェリア大使館に医務官として赴任するため、理事を辞任する。後任は決めていない。科学委員会担当は、森理事が担当する。事務局員に6月から一人を採用予定。
 公益法人移行 3月21日に内閣府から認可証を渡すといってきた。現法人は3月末で解散し、4月1日に新たに公益社団法人として登記する。各委員会の委員長は、平成25年度総会まで、現行のままとなる。
 会報人事 編集人の神長氏が辞任し、4月から柏澄子氏が新しい編集人になる。
 フォーラムについて 理事会に240人ほど集まり、大変好評だったと報告した。理事からは、聴衆の年齢構成、評価の高かったテーマなどで質問が出た。
 志賀理事が辞任の挨拶。

議事
◆フォーラムのまとめ
井上委員(会計担当)
会場での予稿集資料代   211冊 単価500円  売上 10550円
無償提供 寄付など  40冊
残部はあとわずか
タクシー代など諸経費   21000円
※予稿集印刷代金は本部にて予算から支払

平野事務局長
事前申し込み 246人  来場者は185人、委員などを合わせると約200人が参加した。
アンケート 「大変良い」「よい」を合わせると、88%になった。全体として、大変好評だったといえる。
反省点は、受付に人が足らず、行列ができたこと。会場で説明したことが、資料に掲載されていないので、載せてほしいという注文がきた。ホームページに取り込む方法もあると思う。
来年は、アンケートを基にテーマを選定するが、実用的な知識に偏らずに、科学委員会らしい視点をどう取り込むかが課題になる。

◆ルームの利用時間2交代制について 特に反対はなかったが、実効性に疑問が出た。

◆上高地の施設を、もっと利用して欲しいとの要望が来ている。会員の紹介があれば、同行しなくても利用できるようにした。

◆探索山行
担当を、去年に引き続いて 山田委員にお願いした。
江花委員からの計画を各委員に提示、意見を聞いた。
1・初日の予定が詰まり過ぎではないか。
1・宿が高すぎないか。
1・講師が2人となっているが、1人で十分ではないか。
1・江花委員に磐梯山の話をしてもらう方がいいのではないか。
1・ゴンドラ乗車はこだわらない方がいい。
これらについて、その後に、江花委員と相談した結果、
1・講師は火山博物館副館長ひとりにする。
1・夕食前に江花委員から「磐梯山の話」をしてもらう。
1・初日には、副館長の要望もあるので、時間があれば、銅沼にいく。そのために昼には現地到着が望ましい。
1・無理なら、翌日に銅沼に行く方向で検討する。天候にも左右される。
1・宿は、現地の事情に通じた江花委員の判断で、設備、食事が十分納得してもらえるには、当初予定した裏磐梯国民休暇村にする。
1・ゴンドラは乗らない
などとして、具体的な計画を練ることにした。
さらに意見があれば、メールなどでいってもらうようにする。

以上

UP

科学委員会例会報告(2012年2月)

◆日時:  2012年2月16日
◆場所:  山岳会ルーム
◆参加者: 井上希夫、井上千夏、西村智磨子、北野忠彦、織方郁映、末広坦、石田要久、古市進、山田誠、松浦祥次郎、箕岡三穂、芳野赳夫、平野裕也、田中大和、平野彰、米倉久邦 
理事 志賀尚子   以上 17名

議事
◆フォーラム
 平野事務局長  3人の講演者から、予稿集が届いた。すでに昨年と同じ会社に印刷を発注した。3月9日にルームに届くことになっている。あとは、当日までに3人からUSBを受け取り、会場で映写できるようにする。そのために、3月5日に福岡委員とともに会場を下見する。
 来場者動向 これまでのフォーラム来場者にメールで約90人、ハガキで約90人に案内を出した。新聞社のイベント紹介掲載は、今年は朝日、毎日、読売の3社が載せてくれる。3社は初めて。毎日はすでに発行された。メール、ハガキを含めて2月15日現在で92人が参加といってきた。朝日、読売に出れば、さらに増えると予想される。150人ぐらいになるだろう。
 会場の定員は300人、まだ余裕があるので、積極的に知り合いに参加をお願いして欲しい。問い合わせもあり、「地図の読み方、楽しみ方」のテーマに関心が高いようだ。

※3月10日の対応
午前11時にJR大崎駅北改札西口に、委員は集合。
担当 資料代500円を集めるのは、今年も井上夫妻にお願いする。
題字 横組みのものは、事務局長がパソコンで作成する。
講演者のめくり  今年も織方委員にお願いする。
道案内、会場案内は各自、適宜、行動してもらう。

◆探索山行
 昨年に日本ジオパークに認定された磐梯山とすることに決定。現地在住の江花委員に全面協力をお願いすることにした。日にちは、6月23−24日の週末。23日は火山博物館見学など、24日に磐梯山に登頂し、帰京の予定。
 ※江花委員に連絡し、協力を依頼、快諾を得た。詳細を江花委員と詰める。

◆フォーラムで地図を担当する田中委員が、内容について解説、好評だった。期待されているので、地図読みについても触れてくれるように依頼した。

以上
UP
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