科学委員会
KAGAKU                        例会記録 2013

科学委員会 例会報告 2013年
2012年  2013年  2014年  2015年

1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

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◎科学委員会例会報告 (2013年12月)

● 日 時  2013年12月18日(木) 18時〜20時
● 場 所  山岳会集会室
● 出席者  米倉久邦、箕岡三穂、山田 誠、末広 担、石田要久、織方郁映、下田俊幸、武藤篤生、西村智磨子、北野忠彦、石岡慎介、中村純二、中村あや(オブザーバー)、野口いづみ、福岡孝昭        以上15名

● 議 事
開会に先立ち、14日に亡くなった井上希夫委員を悼んで黙祷。

1.理事会報告(野口理事)
 配布資料「旅費等の自己負担額を日本山岳会へ寄付する場合の取り扱い」をもとに、公益法人化したことにより会の事業のために支払った旅費、交通費を会から支給を受けられるようになった。その場合、年に5万円以上の寄付をする必要があり、その金額内で支給を受けられることが説明された。

2.会計担当委員の交代
 織方、箕岡両委員からの申し出があり、お若い箕岡委員にお願いすることとなった。

3.3月のフォーラムについて
 講師が決まっていなかった「山の形」について小疇委員が担当されることになった。
 これで、2014年3月のフォーラムのテーマと担当は
@「最新の南極事情」石沢賢二(国立極地研究所)
A「サポートタイツ」油井直子(聖マリアンナ医科学)
B「山の姿を読む―谷川岳と大雪山」小疇尚委員
と決定した。

4.25年度の予算請求、事業計画等の提出依頼
 事務局から表記の要請があり、第一回締切が1月15日なので、今年度と大きく変えない内容で提出することにする。

5.12月21日(土)の親睦山行について
 目的:箱根大涌谷付近の噴気地帯の移動とみょうばん泉(姥子温泉)を訪ねる。
 集合:箱根登山鉄道 箱根湯本駅3番線ホーム 10時

6.6月の探索山行
 候補地を推薦してほしい。

福岡 孝昭

UP

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◎科学委員会例会報告 (2013年11月)

● 日 時  2013年11月21日(木) 18時30分〜20時
● 場 所  山岳会集会室
● 出席者  井上千夏、箕岡三穂、平野裕也、下田俊幸、山田 誠、古市 進、石田要久、平野彰、石岡慎介、芳野赳夫、織方郁映、武藤篤生、北野忠彦、西村智磨子、米倉久邦、野口いづみ、福岡孝昭        以上17名

● 議 事
1.理事会報告(野口理事)
 秩父宮記念山岳賞 2件が決まった
 @飯田肇・福井幸太郎(立山の氷河)、A竹内洋岳(ヒマラヤ8,000m峰14座の登頂)

2.新入委員自己紹介
 武藤篤生氏が出席され挨拶頂いた。
近藤善則氏も復帰されるので、お二人でホームページの改定を担当して頂く。

3.会計担当の交代
 井上希夫氏の回復が思わしくないので井上千夏氏から会計担当返上の申し出があった。さしあたり、通帳は委員長預かりとしたが、早急に新会計担当委員を決める必要がある。自薦他薦の申し出を期待する。

4.フォーラムのテーマと講師
 @最新の南極事情(ゴミ・トイレの話も含めてもらう)
    講師の石沢氏の出張依頼状を極地研究所長宛に提出すること。
 Aサポートタイツ(油井講師)、B山の形(講師は小疇さんと相談して決める)
の、3テーマに決定。配布資料は1テーマ6頁として全体を20頁にする。

5.委員会親睦山行
 12月21日(土)に箱根で噴気地帯の移動と温泉を訪ねる。担当福岡

6.JAC内での委員会の役割
 中村委員の体調も回復されたので、12月の例会で科学委員会創設当時の話をして頂く。現在の委員会の役割との違いについても言及を願う。

7.その他
 「異常気象と登山」を委員会の研究テーマとしてはどうかという提案があった。

福岡 孝昭

UP

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◎科学委員会例会報告 (2013年10月)

● 日 時  2013年10月17日(木) 18時30分〜20時10分
● 場 所  山岳会集会室
● 出席者  箕岡三穂、山田 誠、古市 進、石田要久、織方郁映、下田俊幸、西村智磨子、米倉久邦、小疇 尚、野口いづみ、石岡慎介、福岡孝昭     以上12名

● 議 事
1.理事会報告(野口理事)
 特になし

2.山岳会新入会員オリエンテーションへの対応
 欠席とし、チラシ「科学委員会に参加しませんか」を配布することとした。
内容は以前、米倉前委員長が作成した資料の文章を現状に合わせたものに修正。活動内容に「講師の派遣と紹介」を加えた。

3.新入委員自己紹介
 残念ながら、全員欠席であった。忙しい方で例会に出席できなくても、それぞれの立場で協力活動して頂ければ良いことを理解して頂いたうえで、委員になって頂くこととする。

4.フォーラムのテーマと講師
 南極については確定。ハチ、ダニといったテーマで野口委員に講師を考えてもらう。

5.JAC内での委員会の役割
 石岡委員から中村純二元委員長の手紙等の紹介の後、説明があった。

6.委員会親睦山行
 年内に行う。時と場所については宿題。

7.新年会
 1月16日(木)に学習院大学内で行うことを確認。

                                  福岡 孝昭

UP

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◎科学委員会例会報告 (2013年9月)

● 日 時  2013年9月19日(木) 18時30分〜20時30分
● 場 所  山岳会集会室
● 出席者  下田俊幸、西村智磨子、井上千夏、平野裕也、山田 誠、古市 進、石田要久、松浦祥次郎、福岡孝昭   以上9名

● 議 事
1.理事会報告(野口理事、メールによる)
 科学委員会に関係する内容としては、山研の水の汚れについて。
水源である善六沢の水に泥砂が混じるようになった。対策として、@井戸を掘る、A上高地内の営業施設の水道を利用、を検討中。A案になる可能性が大きい。

2.「山」に掲載の探索山行報告文について
 8月号の「山」に6月の探索山行の報告記事が掲載されているが、来年度から著者はなるべく科学委員ではない参加者に依頼する。

3.委員の増強法
@山岳会の新入会員への勧誘、Aフォーラム・探索山行参加者への勧誘、Bホームページの利用、C元委員の再勧誘、D知人の勧誘、を積極的に行う。また晩餐会で、活動内容を展示することも考える。

4.JAC内での委員会の役割
 フォーラムと探索山行の開催以外の役割(目的)は明確ではない。新委員を勧誘するにあたって、問題である。今後、明確にしていきたい。

5.フォーラムについて
・2014年3月15日(土)PM1より立正大学大崎校舎で行われる。(会場の予約は確認済)
・フォーラムのテーマ、講師について
@南極オーロラの話、第53次越冬隊長石沢賢二氏(箕岡委員推薦)、A山で見る流星雨、B 山がどうしてできるか、C 8000m峰14座、竹内洋岳氏、等の案があがった。全体を統一的テーマにするよりバラバラの方が多数の人を集める点からはベター。
・フォーラムの実施スケジュールの説明(平野前事務局長)
原稿依頼、新聞広報依頼その他について、2012年を例に説明があり、一部ついて担当者を決めた。

6.委員会親睦山行について
 必ず行う。場所・時期については宿題。

                                  福岡 孝昭

UP

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◎科学委員会例会報告 (2013年7月)

● 日 時  2013年7月18日 18時30分〜
● 場 所  山岳会集会室
● 出席者  箕岡三穂、平野裕也、古市 進、石田要久、末広 坦、北野忠彦、井上希夫、井上千夏、山田 誠、松浦祥次郎、石岡慎介、小畴 尚、下田俊幸、織方郁映、福山美知子、福岡孝昭   以上16名

● 議 事
1.探索山行報告 山田委員
・最終的に参加者は42名であった。
無断不参加1名:2回目の案内を見ていなかった。参加費の半額を負担してもらった。
集合場所も結果的にはよかった。予定より早く出発できた。
・22日(晴)明治大学黒耀石研究センター見学、町立黒耀石体験ミュージアム見学、星糞峠遺跡見学、和田宿温泉「ふれあいの湯」での入浴、史跡「旧和田峠」見学、ヒュッテ・ジャヴェルオーナー高橋保夫氏のレクチャー等、全て良かった。
・23日(晴):山行も晴天の下順調で草山霧ヶ峰を堪能。鷲ヶ峰にも登頂でき、全て良かった。
・1名、夜の懇親会で椅子の足で足を怪我された方が居た。骨折ではなかったが、帰宅後の治療費は旅行保険でまかなっている。
・会計報告 両井上委員
会計報告のプリントが配布され、主な内容について説明があった。報告に記載されていない支出として写真の発送費が口頭で説明された。これを含めると、残金が167円となる。残金は委員会会計に繰り入れる。

2.委員長会議報告
 6月28日に行われた、日本山岳会委員会委員長会議の内容が福岡(当日、海外出張の為欠席)に代わり、野口担当理事から報告された。(7月18日の委員会は欠席。メール及び電話で福岡への連絡)
 @委員会名簿を7月末日までに事務局に提出。委員数は30名でもかまわない。
 A委員会によっては年に1回も例会に出席しなかった担当理事が居たことが報告された。

3.科学委員会の名簿
・今回、担当理事の野口氏が新たに委員になられたことを承認。結果、現委員数は34名。
・米倉前委員長の時に西村委員から辞任の申し出があったことが話題に。米倉委員からの申し送りが無く、米倉委員欠席の為、改めて取り扱いを議論。これまで委員になられた方で亡くなった方以外は途中で委員を退任された方は無く、委員長(福岡)が遺留することになった。なお、事務局に提出する名簿は30名以内におさえた方が良いと考えられるので、委員会としての名簿(メーリングリスト)と、事務局提出用を分けることとなった。

4.委員会内役割担当
・事務局長は下田委員に交代。但ししばらくは平野裕也委員がサポートする。
・会計等はこれまで通りとし、交代できるように後任を育成することに努める。
・後任を育成するにしても新委員がほとんどいない現状が大問題。早急に(9月委員会で)新委員の勧誘法を検討する。

5.納涼会
 8月22日(木)午後6時から学習院大学中央教育研究棟12階目白クラブ(日比谷松本楼学習院支店)で恒例の納涼会を開催。奮ってご参加ください。20名以上の参加者を集めたい。
芳野委員の体調を考慮して、担当世話人を福岡委員とする。

6.その他
 来年3月15日(土)に予定されているフォーラムで南極でのオーロラ観測の話をしてもらうことを前提に、前(53次)南極越冬隊長と話をしたい旨、箕岡委員から申し出があり、承認された。

                                  福岡 孝昭

UP

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◎科学委員会例会報告 (2013年6月)

● 日 時  2013年6月20日 18時30分〜
● 場 所  山岳会ルームにて
● 出席者  森 武昭、野口いづみ、井上希夫、井上千夏、小畴 尚、北野忠彦、石岡慎介、石田要久、古市 進、山田 誠、米倉久邦、末広 坦、箕岡三穂、織方郁映、下田俊幸、福岡孝昭   以上16名

● 議 事
1.会長挨拶 森会長(委員)
会長役は一期2年間である。2年後に日本山岳会は110周年を迎えるので、その準備にあたる。科学委員会の担当役は志賀理事と分担していたのだが、彼女の辞任により7つを掛持ちしなければならなくなってしまい、委員会へほとんど出席できなくなってしまった。科学委員会はしっかりしているので安心していた。今後も科学委員は続ける。

2.担当理事挨拶 野口理事
 先日の日本山岳会総会で科学委員会担当に任命された。科学委員会のメンバーには山岳会への入会同期の方がおられることもあり、親しみを感じる。医療委員会と兼任である。

3.探索山行の準備状況 山田委員
 5月31日〜6月1日に行われた下見の結果を含めて議論
・参加予定者数:委員15名、一般28名(男26名、女17名) 合計43名
・集合場所:新宿西口工学院大学前
新宿駅西口から地下道を歩いてきて、地上に上がる階段は9番出口と新宿郵便局口。ここに委員が案内板を持って立つ。委員の役割分担を決めた。
工学院大学前は同時刻に多数のバスが集まってくるので誘導が大事。今回のバスは富士急行バスでこれまでとは異なる。
・集合時刻:委員は7時
バスの入り口で名簿とチェック
・22日のコースの一部変更
   ジャヴェルの風呂が小さく、40人が短時間で入浴するのは難しいので、ジャヴェルの了解のうえで、黒曜石遺跡見学後、温泉で入浴することにする。入浴に時間がかかった場合は、史跡「和田峠」の見学をカットすることもありうる。
・ジュース・ウーロン茶・お酒等の購入
   ジャヴェルでの食事・懇親会等での飲み物の追加購入量と購入担当者、購入予定場所を決めた。
・部屋割り、山行の班分け
   部屋割り:原案通り。部屋の入口に名前を張り出す。
   班分け:原案を一部修正。参加者のうち、川合さんとルンド夫人の2名は歩かない。

・全体の役割分担
   ほぼ山田原案通り。

4.中村純二委員の話 箕岡委員
 体調を考えると当分難しそうである。

● 話題提供
「霧ヶ峰八島ヶ原高層湿原の生い立ち」について  小畴委員
 絶版になってしまったパンフレット「霧ヶ峰八島ヶ原高層湿原の生い立ち」(小畴研究室作成)のコピーをもとに、湿原のボーリング試料の年代測定と花粉分析の結果を中心に解説があった。約1万年前はかなり寒冷な気候であった。コピーは探索山行で配布される。

*これから2年間、担当させて頂きます。皆様のご協力をよろしくお願い致します。 

                          福岡孝昭

UP

5月

UP

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科学委員会例会報告 (2013年4月) 

◆日時:2013年4月18日
◆場所:山岳会ルーム
◆参加者: 松浦祥次郎、石田要久、古市進、織方郁映、福岡孝昭、下田俊幸、小疇尚、北野忠彦、井上希夫、井上千夏、芳野赳夫、箕岡三穂、末広坦、山田誠、石岡慎介 以上15名

米倉委員長、平野事務局長は都合により欠席。箕岡委員が本日の委員会の進行をさせていただきました。

・  理事会報告は資料なし。省略する
・  本日は中村純二さんに「科学委員会の歴史」というお話を聞くはずであったが、中村さんの体調不良のため、9月以降に延期する
・  委員長の交代(米倉委員→福岡委員)は6月になると思う。同時に事務局長、会計担当も交代したいという希望がでている

◆ 議題
@ 3月のフォーラムの会計報告:予稿集300部印刷、収入:参加費500円、入場者185名、科学委員会関係者27名、山岳会へ2部。合計92、500円、支出:講師謝礼、講師交通費、通信費、その他雑費合計171、000円。今回は3名の講師がいずれも山岳会会員外だったため講師謝礼が多額となり大幅の赤字となった。詳細は5月例会で報告する。 なお、井上委員から、フォーラムの受付時にアンケートお願いしますと一声かけると協力してくれる参加者が多かったように思う。アンケート回収時にも雰囲気が良かった。これからもそのようにしたいという話があった。

A 探索山行:
山田委員から途中経過について報告あり。ヒュッテジャベルの収容人員は45名。45名定員のバスを予約した。
・現在までに一般参加希望者14名。ただし、「山」の4月号に探索山行の案内が掲載されたら希望者がふえるものと思われる(4月下旬以降)。
・科学委員会委員の参加希望者は17名。残りは14名、現段階ではあまり積極的に声をかけないほうがよいか?探索山行の参加費の集金方法は旅行業法とのかかわりにて一考を要する? 運転手の宿はヒュッテジャベルが予約してくれる。
・下見は予定通り5月31日(金)〜6月1日(土)に行う。参加者:米倉久邦、福岡孝昭、山田誠、箕岡三穂の4名。
・探索山行のグループ割、各班のリーダー、部屋割り、科学委員会の役割担当などは5月の委員会で参加者の見通しがついた段階で行う。最終チェックは6月委員会。

B 下田俊幸委員が3月の多摩支部講演会で聞いてきた
・「山地におけるマダニと虫刺されの被害を防ぐ」という話を資料を交えてお話くださった。

聖徳太子の昔から「ツツガムシ病」は知られていた。病原体はリケッチアで現代の医学では対応できる。昨今、話題をふりまいているマダニの被害の病原体はウイルスであって、目下のところワクチンなし、対症療法以外治療法なし、ときに致死的な症例がある(8例)。マダニにとりつかれないような予防的措置が大切である。長ズボン、長袖シャツ、帽子など皮膚を露出させない、虫よけスプレーを使う、ウールの生地はダニがつかまりやすい、山歩き後身体をチェックする(やわらかい部分にとりつきやすい)。マダニにとりつかれても痛くも痒くもないので目で見る以外わからない。見つけたら引っ張るのは駄目、ベンジン、ワセリンなどでマダニの呼吸を妨げ自分から離れるのを待つ(タバコの火もよいという説あり)。うまく除去できないときは専門医を受診(ダニの専門医がいるかどうかは疑問なしとしない―箕岡)。ダニの寄生部位に紅斑が出来たらウイルスが侵入した可能性があるので要注意。その他、ブユ、スズメバチなどの虫刺されについても話があった。「エピペン」という抗ショック剤(自分で使用できる)、ステロイドの入った軟膏などを持参するとよい(各人が持つのは無駄。委員会で購入して探索山行に救護係が持参することではいかが―箕岡)。毒蛇の話も盛り上がりを見せた。

北野委員からもいろいろ補足的なご意見をいただいた。

以上

UP

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科学委員会例会報告 (2013年3月)

◆日時  2013年3月21日
◆場所  山岳会ルームにて
◆参加者  井上希夫、井上千夏、西村智磨子、下田俊幸、石岡慎介、北野忠彦、石田要久、末広坦、山田誠、織方郁英、平野裕也、箕岡三穂、福岡孝昭、松浦祥次郎、米倉久邦   以上 計15名

◆森担当理事のメール
・来年度の科学委員会予算は5万円に決定。
・大蔵喜福氏のマッキンリー気象観測計画は、山岳会理事会で管轄する。

議事
◆フォーラム
・司会は山田委員が担当。3人の講師料は、いずれも外部講師のため、1人3万円プラス交通費とする。
・申し込み(平野事務局長) 現時点で申し込みは220人、最終の参加者は多少の欠席がある見込み。これまでの参加者に、メール約200通、葉書約200通を出した。読売、朝日に案内が載った効果もあるが、かなりのリピーターが申し込んできている。
・当日(23日)は、会場の立正大学大崎校舎に午前11時に集合。駅などの案内には、西村委員、末広委員、山田委員が立つ。
※フォーラムは23日に実施され、参加者は約200人。高山植物、氷河現存確認、クマの生態の3テーマで午後1時から午後5時までと長時間だったが、途中で帰る人もなく、事務局長がまとめたアンケートでも、全体として「大変良かった」(57%)、「良かった」(31%)が88%を占め、高い評価を受けた。「期待外れ」という回答はゼロだった。
個別のテーマでは、「立山剣に氷河現存を確認」が満足度93%だった。

◆探索山行
・すでに案内原稿は、「山」に提出した。4月号に掲載してもらう予定。
・(末広委員)チャーターバスの定員は、45人。宿の関係からこれでぎりぎりの人数である。
・(平野事務局長)もう、何人かの申し込みがある。前回までの参加者に案内のメールを出すことにする。
・(福岡委員)予定していたパーライト工場の見学は、土曜日なので無理。
・最終的な打ち合わせ、行程などは、下見が終わってから決定する。

◆中村順二氏の件
・(石岡委員)4月にお話を聞くことにしていたが、本人が手術などで体調が万全でなく、葉書で秋口に順延してもらいたいとの申し出があった。
委員会として、了承。お元気になられてから、お願いすることとした。

以上

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科学委員会例会報告 (2013年2月)

◆日時  2013年2月14日午後6時半から
◆場所  山岳会ルームにて
◆参加者  西村智磨子、井上希夫、井上千夏、下田俊幸、北野忠彦、織方郁英、古市進、山田誠、松浦祥次郎、福岡孝昭、箕岡三穂、石岡慎介、米倉久邦   以上 13名

【議事】
◆3月のフォーラムについて
1・講演者変更
 3人の講演者のうち、氷河のテーマについては、小疇尚委員にお願いし了承を得ていたが、南極に行っていた富山県立山カルデラ砂防博物館学芸員の福井幸太郎氏が帰国、講演をしていただけるとのメールが来たため、急きょ、お願いすることにした。福井氏は、立山,剣岳の氷河を研究している学者。講演者変更については、小疇委員も了解。
1・司会
 これまでは平野裕也事務局長が担当してきたが、今回、山田誠委員にお願いした。
1・参加者募集の作業
 すでに恒例の全国紙への募集案内の掲載お願いは、事務局長から発送している。読売から掲載の連絡が来ている。今回から、参加希望者の取りまとめなどを下田俊幸委員に手伝ってもらうことにした。
1・参加者募集
 フォーラムの会場は、約200人収容なので、各委員には、友人、知人などへの参加要請をお願いする。すでに山岳会員から約10名の参加希望が来ている。

◆次期委員長
・福岡孝昭委員に就任を要請、了承を得た。

◆探索山行
福岡委員が幹事で、概要を固めてくれた。
日時:6月22−23日
テーマ:霧ヶ峰に黒曜石を訪ねる  定員:約40人  参加費用:18000円
行動予定
22日  貸し切りバスで新宿を出発 明治大学黒曜石センター訪問  昼食後に長野県長和町営「体験ミュージアム黒曜石」訪問  遺跡見学  (株)芙蓉パーライトでガラスビーズ生産を見学
宿泊  ヒュッテ ジャベル
23日  霧ヶ峰山行  下諏訪で千人風呂に入浴  夕方に新宿着
詳細な募集案内は「山」の4月号に掲載する

◆4月例会
4月の例会で、科学委員会の先輩である中村氏から、創設時の話などを聞く予定視していましたが、動脈瘤破裂により、当分療養しなければならず、奥様から出席は難しいとの連絡が箕面委員にありました。

以上


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