科学委員会例会報告(2015年10月)
● 日 時 2015年10月15日(木) 18時30分〜20時30分
● 場 所 山岳会図書資料室
● 出席者 芳野赳夫、古市 進、末広 坦、小疇 尚、下田俊幸、井上千夏、野口いづみ、伊藤謙二、織方郁映、米倉久邦、北野忠彦、石田要久、福岡孝昭、松本敏夫、石岡慎介、西村智磨子、箕岡三穂
以上17名
● 議 事
1.理事会報告(野口)
12月4日(金)に日本山岳会110周年記念シンポジウム「御嶽山噴火を考える―体験者の声から―」が東京慈恵会医科大学高木講堂で開かれる。
2.セミナー「日本の森列伝」(米倉)
演者は近著「日本の森列伝―自然と人が織りなす物語」で森と人との係わり(人の行く森と行かない森)を主題に国内12の森について纏められた。今回、これ等のうち「北限のブナの森」と「上高地の森」を中心に講演。大好評で、11月の例会で続編が講演されることになった。
3.新委員の承認(米倉)
8月の暑気払いの会に既に参加された伊藤謙二氏が新科学委員として承認された。
4.探索山行会計報告
9月例会で配布された報告が承認された。
5. 暑気払いの会報告(石田)
19名が参加、末広委員の解説付きで園内の見学の後、懇親会を行った。会計は赤字にならずに済んだ。
6.研修山行について(米倉)
北野委員から提案のあった、千葉県養老渓谷にある地磁気が逆転していた時の地層を見学することに決定。日程は12月か1月、詳細は千葉支部の三木氏に相談する。
7. 新年会について(米倉)
1月21日(木)に行う。場所は11月例会までに決める。
8.2016年フォーラムについて(米倉、福岡)
2016年3月12日(土)に立正大学で行う。内容については、森、火山、鹿・猿による食害、異常気象等が候補に挙がった。11月例会で3つを選ぶ。
9.その他
・末広委員が某デパートで購入した皮製登山靴(コロンビア製)の靴ひもを掛けるフックの位置が悪く、丹沢登山中に左右の靴のフックが引っかかって転倒した。まだこのような靴が市販されているので注意。
・リニア中央新幹線が通過する南アルプスのトンネル工事で大量の土石が排出され、山中に山積みされる模様。一方、静岡の海岸では土石不足で海岸が削られている。トンネルからの土石を海まで運ぶように出来ないか。
(福岡孝昭)