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主な火山噴火災害年表 (下記) 古文書などに記録が残る1600年以降の死亡事故をピックアップ
火山災害年表

火山名

活動期間

要因

詳細
大雪山 1958年7月 火山ガス 7/26 御鉢平有毒温泉 噴気孔付近 火山ガスで登山者2名死亡
1961年6月 火山ガス 6/18 御鉢平火口底 火山ガスで登山者2名死亡
十勝岳 1926年2月〜
1928年12月
泥流・噴火 5/24融雪型火山泥流が発生し、上富良野村・美瑛村が埋没。144名死亡・行方不明、209名負傷
26/9/8、火口付近の噴火で行方不明2名
1962年3月〜7月 噴石・降灰 6/29 噴石により大正火口縁に建てられていた硫黄鉱山事務所を破壊。5名死亡、11名負傷
有珠山 1663年8月 火砕サージ・降灰 8/16 火砕サージと降灰により家屋が焼失、埋没し5名死亡
1822年3月 火砕流 3/23 火砕流(文政熱雲)で、入江付近(旧アブタ集落)が全滅、103名死傷
1910年7月〜8月 地震・降灰・泥流 7/26 泥流により1名死亡
1943年12月〜
1945年9月
地殻変動・火砕サージ・噴石・降灰 44/8/26 降灰による窒息で1名死亡
1977年8月〜
1982年3月
降灰・地殻変動・泥流 78/10 泥流により2名死亡、1名行方不明、2名負傷
北海道駒ケ岳 1640年7月〜9月 岩屑なだれ 7/31 山頂部分が一部崩壊し、岩屑なだれが発生、内浦湾になだれ込んだ岩屑により津波が発生し700名余溺死
1856年9月〜10月 噴石・火砕流 9/25 噴石により2名死亡。火砕流により19〜27名死亡
1929年6月 噴石・火砕流・火山ガス・泥流・降灰 6/17 噴石により2名死亡、4名負傷
恵山 1764年7月 噴気 多数死亡
1846年11月 泥流 11/18 泥流により北東側の集落で多数死亡
渡島大島 1741年8月 岩屑なだれ・津波 8/29岩屑なだれにより大津波が発生,北海道・津軽で1467名死亡
八甲田山 1997年7月 火山ガス 7/26 窪地内に滞留していた炭酸ガスにより、レンジャー訓練中の陸上自衛隊3名死亡
鳥海山 1801年8月 噴火・噴石 噴石により登山者8名死亡
蔵王山 1867年10月 噴火 御釜沸騰。洪水により3名死亡
吾妻山 1893年6月 噴火・噴石 火口付近を調査中の2名死亡
安達太良山 1900年7月 噴火 火口の硫黄採掘所が全壊し、72名死亡、10名負傷
1997年9月 火山ガス 火山ガス(硫化水素)により、沼ノ平で登山者4名死亡
磐梯山 1888年7月 岩屑なだれ・疾風 大規模な岩屑なだれが発生。山麓の5村11集落が埋没。461名+α死亡
草津白根山 1932年10月 噴火 10/1 火口付近で噴火。2名死亡、7名負傷
1971年12月 . 12/27 温泉造成のボーリング中、ガス(硫化水素)漏れによる中毒6名死亡
1976年8月 火山ガス 8/3 本白根白根沢(弁天沢)で滞留火山ガスにより登山者3名死亡
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2018年1月
水蒸気噴火 1/23、10時頃、本白根山、鏡池付近で突然噴火。噴石により訓練中の自衛隊員1名死亡
浅間山 1721年6月 噴石 6/22 噴石により登山者15名死亡、1名負傷
1783年5月〜8月 火砕流、岩屑なだれ、溶岩流 8/5 天明大噴火、火砕流と岩屑なだれが北麓に流下した。下流で泥流に変化し吾妻川を塞ぎ決壊、利根川流域の村落が流失した。1151名死亡
1911年5月 噴石・空震 5/8 噴石により1名が死亡、2名負傷
1911年8月 噴石 8/15 噴石により2名死亡、数十名負傷
1913年5月 噴石 5/29 登山者1名死亡、1名負傷
1930年8月 噴石 8/20 火口付近の噴石により6名死亡
1936年7月 噴石 7/29 登山者1名死亡
1936年10月 噴火 10/17 登山者1名死亡
1938年7月 噴石、降灰 7/16 登山者若干名死亡
1941年7月 噴火 7/13 死者1名、2名負傷
1947年8月 噴火 8/14 湯の平で山火事、登山者9名死亡
1950年9月 噴石・空震 9/23 登山者1名死亡、6名負傷
新潟焼山 1974年7月 噴石 7/28 山頂付近でキャンプ中の登山者3名死亡
弥陀ヶ原 1967年11月 火山ガス 11/4 火山ガス(硫化水素)でキャンプ中の2名死亡
焼岳 1995年2月 水蒸気爆発 2/11 焼岳南東山麓の安曇村・中ノ湯の工事現場で熱水性の水蒸気爆発、作業員4名死亡
富士山 1701年12月〜
1708年1月
噴石・降灰・洪水 12/16 宝永噴火。噴火後に希少変動により死者多数。集積した降灰が河川に流出し洪水等の土砂災害も多数発生
箱根山 1933年5月 噴気異常 5/10 大涌谷の噴気孔で大音響とともに噴出し1名死亡
1953年7月 山崩れ 7/26 早雲地獄で山崩れ、死者10人負傷者16人
2015年6月 水蒸気爆発 6/30 大涌谷で水蒸気噴気
御嶽山 2014年9月 水蒸気爆発 9/27 剣が峰の南西側で噴火し登山者57名死亡、69名負傷、6名行方不明
伊豆大島 1957年10月 噴火 10/13 火口付近の観光客1名死亡、53名重軽傷
三宅島 1874年7月 溶岩流 7/3 家屋45軒が埋没、1名死亡
1940年5月〜8月 . 7/12〜噴火で11名死亡、20名負傷 
青ヶ島 1783年3月〜4月 噴石 4/10 家屋61戸焼失、7名死亡
1785年4月〜5月 噴火 4/18 当時327人の居住者のうち130〜140名が死亡と推定、残りの居住者は八丈島に避難
ベヨネース列岩(明神礁) 1952年〜
1953年
火砕サージ 52/9/24 火山調査中の海上保安庁水路部観測船・第海洋丸が遭難し31名殉職
伊豆鳥島 1902年8月 噴火 8/上旬(7日〜9日)全島民125名死亡
阿蘇山 1816年7月 噴火 噴石により1名死亡
1854年2月 噴火 2/26、参拝客3名死亡
1953年4月 噴火 4/27 観光客6名死亡、90余名負傷
1958年6月 噴火 6/24 12名死亡、28名負傷
1979年9月 噴火 9/6 楢尾岳周辺で3名死亡、11名重軽傷
1997年11月 火山ガス 11/23 火山ガス(二酸化硫黄)により、観光客2名死亡
雲仙岳 1664年 土石流 月日不明、九十九島池より出水。30余名死亡
1791年 地震 12月,小浜で山崩れが起き2名死亡
1792年5月 地震・岩屑なだれ 5/21 眉山が大崩壊を起し、有明海に流れ込み津波が発生。島原、肥後、天草に被害が及び、約1万5千人死亡
1991年〜
1993年
火砕流 91/6/3 火砕流が発生、43名死亡・行方不明
火砕流 93/6/23〜24 火砕流が発生1名死亡
霧島山 1716年11月 噴火 11/9 新燃岳で火砕流が発生。5名死亡。負傷者31名。焼失家屋600余棟
1895年10月 噴火 10/16 御鉢付近の噴石で4名死亡
1896年3月 噴火 3/15 御鉢の登山者1名死亡、1名負傷
1900年2月 噴火 2/16 御鉢の爆発で5名重傷、後に2名死亡
1923年7月 噴火 7/11 御鉢で1名死亡
桜島 1779年11月 噴火 11/8 安永大噴火、150名余死亡
1781年4月 噴火 発生日不明、高免沖の島で噴火。津波で8名死亡、7名行方不明、1名負傷
1914年1月 噴火・地震 1/12 大正大噴火。地震、噴火により村落埋没、58〜59名死亡・行方不明、112〜115名負傷
1946年5月 噴火 5/21 溶岩流出。1名死亡
1955年10月 噴火 10/13 爆発で1名死亡、7名負傷
1974年6月 土石流 6/17 2名死亡、1名行方不明
1974年8月 土石流 8/9 野尻川上流で5名死亡
口永良部島 1841年8月 噴火 8/1 村落が全焼、多数死亡
1933年〜
1934年
噴火 12/24〜1/11 集落が全焼、8名死亡、26名負傷
硫黄鳥島 1664年 噴火 月日不明、地震、死者あり

                                        参照日本活火山総覧(気象庁)・主な火山噴火災害年表 


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