温暖化による植生変化、オーバーユースによる環境破壊、シカの分布拡大による食害などによって、高山植生が変化しつつあることが報告され始めています。これらの変化は過去の記録があるからこそ検出できるのであり、多くの高山地域では変化の有無を判断する記録が不足しています。この不足を補えるのは、唯一過去に撮影された写真のみです。過去に撮った写真と最近撮った写真の比較ができれば、植生の変化を検討することが可能となります。自然保護委員会の1つの取り組みとして、昔の山岳写真の収集・デジタル化を始めました。ウェブでの公開にご了承頂ける写真については、ウェブデータベースで公開させて頂きます。
写真提供にご賛同頂ける方は、過去に撮影された写真をお送り頂けると幸いです。スキャンした後、デジタル画像をコピーしたCDとともにお返しいたします。
デジタルカメラが普及する以前(1980年以前くらい)のもので、撮影日時のわかる春から秋の高山植生が映っているネガフィルム、ポジフィルム、プリント写真。(ネガフィルム、ポジフィルムの方が高画質のデジタル画像になります)
・撮影日:日付まで分からなければ何年何月という情報でもかまいません
・撮影場所
・撮影者:分からない場合は所有者でもかまいません
・カメラやレンズの情報など:分からない場合は無くてもかまいません
〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
東邦大学 理学部 生物学科 下野綾子 ayako(アット)tibetplant.com
(アット)を@に直してお送り下さい。
返送先住所を合わせてお教え下さい。
自然保護委員会では世界自然遺産の環境問題に本格的に取り組むため、下記体制で世界自然遺産プロジェクトを発足させました。活動状況はホームページで常時広報しておりますので、ご覧ください。
P.リーダー | 山川 陽一 | 理事・自然保護委員 |
メンバー | 下野 武司 | 自然保護委員 |
川口 章子 | 自然保護委員 | |
山本 博 | 福岡支部・支部自然保護委員 | |
太田 五雄 | 福岡支部(屋久島在住) | |
アドバイザー | 加藤 峰夫 | 横浜国大教授 |
愛甲 哲也 | 北大准教授・JAC北海道支部 | |
柴崎 茂光 | 岩手大准教授 | |
上 幸雄 | 山のECHO代表・JAC会員 | |
村田 孝嗣 | 青森支部・自然保護委員 | |
サポートメンバー | 藤本 慶光 | 副会長(自然保護委員会担当) |
富澤 克禮 | 自然保護委員 | |
近藤 緑 | 自然保護委員(広報) | |