観天望気とことわざ

観天望気

 

■雨

・太陽や月に暈ができると雨。
・山に傘雲がかかると雨。
・飛行機雲が消えないと、雨が降りやすくなる(すぐに消えると晴れ)。
・南風が吹くと、低気圧が近づいている可能性がある。
・高いところにある雲と、低いところにある雲が、別の方向に流れているとき、雨になりやすい(問答雲)。

 

■強風

予想天気図が発表されます。毎日、11時と17時に明後日の天気が発表されます(テレビなどと同じ)。安定した天気や、気圧が停滞した天気なら、ほぼ予想通りの天気になりますが、大気の状態が不安定な場合は要注意。中止も視野に入れましょう。

 

■豪雨や雷

・午前中から、積雲がある。
・近くの山で、積雲が成長している。
・谷からガスがたくさん這い上がってくる。
・夏、朝から湿度が高く、気温も高い。

 

■霧

・雨が降り、気温が下がってくる。
・空気が湿って、風が強くなってくる。

ことわざ

■ 「雷三日」

雷の天気は、三日間ほどつづく。

 

■ 「梅雨の夕焼け朝まで持たぬ」

梅雨は、夕焼けになっても翌日天気が悪いことも。

 

■ 「朝霧は晴れ」

高気圧におおわれていると朝霧が発生しやすい。日中は快晴に。

 

■ 「霜柱が立つと晴れ」

高気圧におおわれて地表が冷え込むと霜柱が立つ。
日中は快晴に。

 

■ 「朝焼けは雨の兆し」

赤みが強い朝焼けは、雨になることがある。

 

■ 「冬の雷、大雪のもと」

日本海側のことわざ。積乱雲が発達し、大雪になる。

 

■ 「星がまたたくと翌日は風が強い」

上空の風が強いときは星がまたたいて見える。

 

■ 「遠くの音が聞こえると雨になる」

低気圧が近づくと上空に暖かい空気の層ができるため。

 

■ 「ツバメが低く飛ぶと雨になる」

ツバメのエサになる虫が低く飛ぶためだと言われている。

 

■ 「クモの巣に朝露がつくと晴れ」

高気圧におおわれていると、気温が下がり、露ができる。

 

■ 「カエルが鳴くと雨になる」

空気が湿気てくると鳴き出すと言われている。

 

■ 「タンポポがしぼむと雨になる」

湿度が上がると、タンポポの花はしぼむ。

 

■ 「朝虹は雨、夕虹は晴れ」

朝の虹は、西に雲があるとき見えます。