20201220ー御前山

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【山 名】 御前山
【集 合】 2020年12月20日
【行 程】 8:00梁川駅集合→8:32登山口→9:02斧窪御前山→10:11ヨソ木山→11:38太田峠着→小休憩 11:55発→12:55綱の上御前山着→昼休憩→13:28出発→14:05梁川駅着
【参加者】 近藤(リーダー)、宮坂、峠原、松本、中井、田中(順不同、敬称略)
【感 想】

近藤) 

素晴らしい好天。

人がめったに来ることのない、笹藪茂る山々。いい山行でした。 参加したみなさんも、うるさい藪や急な登り下りもいとわず藪山を楽しんでいたようですが、私も十分に楽しませてもらいました。 中でも地図を拾ったりなくしたり、ストックを拾ったり部品をなくしたり、最後の最後には落とし穴まで待ち受けていました。いろいろな意味で記憶に残る山になったかもしれません。また、近いうちにこのような変な山を企画しますので、皆さんも楽しみにしていてください。

宮坂 )

1. 定年を契機にボチボチと登山の再開をしましたが、体力・筋力の低下は自覚しており、現在の体力、財力、山に使える日数で「登山のスタイル」を模索中でした。「自家用車なし」も条件の一つ。

2. 今まで低山かつ人の多い奥多摩や秩父は最初から対象外にしていました。今夏に奥多摩の日帰りトレーニング沢登りをやってみて、関東近郊の低山もなかなか良い、と遅まきながら目覚めました。今回の御前山は、JACに入って、沢以外の低山歩きの第一弾になります。

3. 御前山はなかなか味わい深い山行でした。東京に近いと、道がない藪山でもかなり人が入っているというのが第一の発見でした。ルートファインディングで大きな間違えを3回しましたが、2回は笹の藪漕ぎをすることになった。その藪の中で地図を2回拾った。2つとも、今回のルートとほぼ同じルートを対象としていた。陣馬山や金時山で満足しない皆さんは、似たことを考え、同じところで間違えて、藪漕ぎで地図を落としているんだなあ、と妙に実感しました。近藤リーダーが地図の予備を持っていたのは、すばらしい準備と思いました。あのルートで地図をなくしたら、眼下に集落が見えるとはいえ心細いだろうな、と思います。

4. 事前に広範囲の地図を見て、富士山を眺めながらの藪漕ぎを想定していましたが、尾根の標高が低すぎ南の尾根が障害になり、富士山が見えたのは1か所だけでした。これは残念だった。

5. 御前山のピークにアンテナが多数ありました。個人の経験から、地元住民の共同受信用TVアンテナと思いました。下山後、高速道路トンネルの持管理のための通信用かも、とも思いましたが、トンネルからかなり距離がある。なにかの機会に確認したいと考えています。

6. 寺山(綱の上御前山)への登りは面白かった。ルートファインディングの面白さ+寺山への登り、がこの対象のポイントだな、と思いました。

7. 東京近郊の低山に秋から春にかけていくのは、ハイキングで満足できない方を連れて気軽に行ける、体力がいる山に向けた日常のトレーニングになる、好天を期待できる、週末の大きなイベント日程がなくなっても日帰り山行として計画できる、夏の暑さを避けた低山ピークハントをできる、という、多くの点でメリットがあると今更ながら気づきました。

8. 疲れたとは思いませんでしたが、帰りの電車内で太ももが攣りそうになった。筋力体力不足を痛感しました。打田さんが講演で言われたように、小さくても毎週末山に行き実践で体を作る、というのは金言と思った次第。

9. 打田さんの本を参考に、(海外派遣前で制約が多いですが)時間を見つけて面白そうな関東の低山を計画しようかと考えています  

峠原)

晴天に恵まれた日曜日。期待通りの楽しい山行でした。梁川駅からの登山道入り口に入るところもうっかりすると見逃しそう。いきなりの急登、落ち葉で足場が見えないので滑らないように注意しながら一歩一歩慎重に。1時間かからずに斧窪御前山に到着。しばらく行くと藪に遭遇、人の姿をすっぽりと隠してしまう藪は方向を見失いそう。ほんとうに手で漕ぎながら目標に向かって歩く。視界が開けたところで全員集合。局長じゃないけどワクワクしながら藪に突入する気持ちがよくわかる。とにかく楽しい! 体力勝負のトップを任され、気分上々!道がついていないようでよく見るとついている一応歩きやすそうなところを選んではいるものの、倒木もあり、すぐに道を外れる。最短距離を目指しながら歩く。核心部の岩は臆病な人はちょっと無理な感じの岩だが私にとってはアドレナリンが出まくる楽しさ。網の上御前山の景色のいい頂上で遅めのランチ。誰ともすれ違わない快適な山行に満足しながら頂上から1時間かからずに下山。急登、藪、富士山、岩と低山ながら大満足の山行でした。近藤局長、ご一緒した皆さまありがとうございました  

松本)

登りごたえのある山々でルーファイの楽しさも味わえました。ずっと快晴で富士山、陣馬山から奥多摩、三つ峠、滝子山など見え、気持ちよく楽しい山行でした。近藤リーダー、ご一緒した皆様、ありがとうございました。  

中井)

近藤様企画ありがとうございました。みなさまご一緒していただきありがとうございました。自分では行こうとも思いつかない道のない山、不安でいっぱいでしたが、みなさまのおかげで楽しむことができました。ありがとうございました。  

田中)

ヨソ木山の先をトップで歩くよう近藤さんから言われる。最初の尾根道はともかく太田峠までは地図をみてもいまいち地形がイメージしずらいエリアだった。地図でもイメージできないのに現地が笹の海だったら?もう少し進行方向右手南よりかなと考えながら笹に突っ込むたび方向感覚を失っていった。藪をかき分けながら歩数を計算しながら距離を割り出す、なんて技はもちあわせておらず距離感覚も失ってしまった。冬枯れの笹薮は柔らかく障害物競争のようなワクワク感が勝って慎重に地図を見ることはもはや無理というくらい楽しかった。後に続いた方すいませんでした。やっと太田峠に着いた時、私は地図も藪に落としてしまったことに気がついた。なんて間抜けなんだか。 一方、宮坂さんが藪のなかで二つの地図を拾っており、我々と同じようなコースを辿っている誰かを想像して盛り上がっていた(そのうちの一つは私の地図であったことが 後日判明したのである!)地図は近藤さんが予備をお持ちだったので頂戴した。 全体として11月の山行の 品しゅうより道がわかりずらく面白かった。それでも、藪漕ぎする笹の海に一筋の光が差すように一本のかそけき道がぼわーっと現れる瞬間はエキサイティングだった。そのような道に何度も動物の糞をみた。タヌキ?になった気分だ。コース全体は急登、急坂の下り笹薮の海、綱の上御前山の山頂直下は痩せ尾根の急な岩場とバラエティに富んだコースで楽しかった。最後の岩場は高所に苦手な私にとってはなかなかの試練であり、足元と手がかりのみに集中してなんとか登った。正確には峠原さんのあとを全部必死にくっついていったというのが正しいところ。 次回は歩数を数えて距離を推測するのをやってみようと思う。近藤さん、みなさんもご一緒できてとても楽しかったですありがとうございました。

【特記事項&ヒヤリハット】

*コース全体を通して藪が多く 落し物拾い物多数。ストックの先部分、ストックのキャップ、地図、、。

*あと少しで駅に到着というところで、小さな水路(水なし)に渡してあった木製の橋が朽ちておりメンバーが踏み抜いた。 小さな傷ですんだが、渡した板を歩くのではなくベース部分を慎重にわたるようにしたい。

*靴の底が剥がれたメンバーがいたがテーピングテープでの応急処置、勉強になった。 *ルートファインディングで地図が命。予備を持つようにしたい。

 

 

御前山

●朝 寒かった。

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●地味な登山口 赤のテープのみ

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●中腹の小さな祠

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●斧窪御前山 山頂

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●斧窪御前山山頂 人工物いっぱい

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●藪をかき分け

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●藪、藪

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●まともな道もたまにあった

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●ソヨ木山より富士山

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●ヨソ木山山頂

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●急なくだり

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●少し離れて並走する近藤さん

そちらの道が良さそうに見える

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●幾多の倒木を超えたことでしょう。

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●綱の上御前山 山頂 快晴!

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●山頂直下の藪の中の中井さん

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●標識だらけ、俺の山 私の山な感じですね

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●駅へ下る道は明確でした。

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【記録者】 田中

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このページは、平日クラブが2021年1月13日 14:45に書いたブログ記事です。

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