2020年12月アーカイブ

【山 名】 霧ヶ峰・木曽駒ヶ岳
【集 合】 2020年11月02日-04日
【行 程】

11/2(月) 14:00野沢・桧垣・石崎明大前集合出発~越智家経由~中央道~松本~買い出し~美登里屋泊

11/3(火) 6:30美登里屋出発~7:45八島湿原着~8:00八島湿原出発~8:50沢渡手前分岐(休10)~9:20コロボックルヒュッテ~10:05車山山頂(休10)~11:00(休10)~11:15南の耳~11:35北の耳(休30)~12:20ゼブラ山~13:15八島湿原着 温泉経由~買い出し~美登里屋泊

11/4(水) 5:40美登里屋出発~6:45バスセンター着~バス・ケーブルカー~8:30千畳敷出発~9:25乗越浄土小屋前(休10)~9:40中岳~10:10木曽駒山頂(休15)~10:45中岳~11:00乗越浄土~11:45千畳敷着 ~ケーブルカーで下山~温泉~帰京

【参加者】 野沢(リーダー)、檜垣、石崎、越智(順不同、敬称略)
【感 想】

野沢 11月の美登里屋裏山シリーズ・平日クラブ編は最初蝶が岳・木曽駒であったが、11/2の前線通過後北アルプスは大荒れと猪熊情報が入ったので、体も弱く気も小さいボクちゃんクラスは内陸の山に転進することにした。11/2午後美登里屋入りして岳大が買ってくれた田舎杓子と笊で「投汁蕎麦」を作って頂いた。食料係はYOUTHでも最適任の檜垣屋様にお願いしたので、初めてではありましたが堪能致しました。今後美登里屋の定番メニューになるであろう。11/3朝は盆地上空は晴れているが、気温は高めで周囲の山は曇っている。八島湿原まで1時間位だが直感では遅くなるほど天気が良くなりそうである。八島湿原はガスの中からスタートした。近藤局長プラン1コースで沢渡~コロボックル~車山である。途中道がヌカっている所があって閉口したが、人も少なくガスも上がって来た。車山は観光地化して新しいウッドデッキを建設していたが、山の神様のお怒りに触れて祟りが起こるのではないかと危惧された。その頃から風は強い物の天候も回復して来たので、局長プラン3コースで南の耳・北の耳・ゼブラ山を回る周回コースに入る事にした。南西の風が非常に強く周囲の高山は雲の中だが、霧ヶ峰は晴天になり徐々に周囲が見えて来た。北の耳に登ったら乗鞍岳が見えだし、穂高・槍もチラチラ見えて来た。寒い頂上で30分位雲が晴れるのを待っていた。その後は美ヶ原、立山、甲斐駒が見えてきて、最後は蓼科山まで見えるようになった。諏訪湖に降りて片倉館で暖まり、松本に帰って買出しして美登里屋に戻った。今夜は「たっぷりねぎの豚しゃぶ」でこれまた美味で食べ過ぎてしまった。11/4朝は前日より寒いが天気は良い。木曽駒は今シーズン何度も企画したが、悪天候などで登れなかった山である。シーズン最後で半分冬山になってしまったが、何とか登りたいものである。伊那谷に入ると稜線は雲に覆われていて、直感では今日も遅くなるほど天気が良くなりそうである。しかし、山屋は早立ち早着きであるから始発のバスに乗る。千畳敷では予想通り出だしから氷の上で早速アイゼンを履く。積雪は3cm程度だが下は完全に凍っていて根雪になるであろう。登山者は全部で30人程度だろうかね思い思いに登っている。我々は先頭に近い所を登った。乗越浄土では強風を覚悟したが、それほど吹いていなかった。稜線上は完全な冬山で視界は利かなかったが夏道ロープがあって迷う事は無かった。1時間かからず木曽駒頂上に着き記念撮影して下山した。この頃から晴れ始め初冬の雪山の表情を垣間見えたことは良かった。慎重に下り12時のロープウェーに乗って下山した。麓でソースかつ丼と露天風呂で暖まり帰京した。初冬の山は天候判断が難しく、結果的にはもう少し遅く出れば良かったのだが、今回はいろいろ収穫があったと思う。美登里屋の改造工事が始まるので、暫くは裏山シリーズはお休みである。参加の皆さんお疲れ様でした。またご協力に感謝いたします。ありがとうございました。 

檜垣 今回は、雪山をいきなり初体験する事となる、とても充実した2日間でした。
初日は、天候が怪しまま待ちきれずに霧ヶ峰に向かいました。真っ白な状態の八島湿原、車山山頂を経た後に、ラッキーなことに雲が切れて待ちに待った穂高連峰の景色を観る事が出来ました。雪で白くなった稜線と、紅葉の山とのコントラストを満喫出来ました。
やはり、諦めない心は大切なのだと思いました。
2日めの木曽駒ヶ岳は、とても貴重な山行になりました。ロープウェイを降りるとすぐに軽アイゼンつけ、持参した物全てを着用して山頂に挑みました。
寒さと強風の中でしたが、白い世界からいきなり現れた山頂神社はとても感激でした。
そして、下山途中に一瞬雲の切れ間に見た景色も、感動ものでした。軽アイゼンでの歩行の仕方や冬山の装備など学ぶ事が出来ました。
初めての雪山でも、安心して歩く事が出来るようにペースを作ってくれた越智さん、後ろから見守ってくれた野沢リーダー、本当にありがとうございました。
そして、共に手の悴みに耐え、カイロを下さった石崎さん、ありがとうございました。
皆さんのおかげで、雪山に対する印象が良い方向へ変わりました。
そして、今回は美登里屋の鍋メニューの定番になるとうじ蕎麦も手軽に美味しく出来て良かったです。
とても楽しい充実した2日間でした。ご一緒いただいた皆さん本当にありがとうございました。
 
石崎 霧ヶ峰 美登里屋日帰り山行に参加させていただきました。1日目は三俣登山口から蝶ヶ岳ピストンの予定でしたが、積雪の為に急遽、霧ヶ峰に変更となりました。八島ケ原湿原から入山し車山山頂を経て一周するコースでした。登りはじめは濃霧がたちこめ周りの景色は見えず、時折霧が晴れると草地の風景が見えて、北海道チックな風景の中にいる気分でした。南の耳あたりでやっと雲の合間から北アルプスの山脈が見えはじめ、強風の中で雲が通り過ぎるのを待ちました。その後はすっかり晴れて、やっと湿原の全貌が見えて素敵な風景に大満足。普段の登山とは違って、ゆっくりとトレッキングを楽しめました。 
木曽駒ヶ岳 2日目の木曽駒ヶ岳は予定どおりの実施でしたが、事前に野澤リーダーよりアイゼン装備の連絡がありました。山行も急遽、ミニアイゼン講習となりました。アイゼン経験はほとんどなかったので、ロープウェイを降りてすぐにアイゼン装着となり緊張しました。昨日に続き雲の中で見通しはなく、斜面によって強風でしたが、野澤リーダーからポイントごとに指導を受け計画どおり無事に登頂することができました。反省点は、まだ雪の降り始めで積雪も少なくて天気予報も良かったといとうことで油断をしていましたが、3000mという認識が甘かったということです。リーダーの指導があったので無事に登頂はできたものの、自分の想像とはまったく違っていて、とても良い経験となりました。また、美登里屋裏山シリーズで2日間で日本百名山を2峰も登頂してしまいました。美登里屋は奥深いです。
野澤リーダー、同行していただいた越智さん、檜垣さん、ありがとうございました。
 
越智 八島湿原、霧ヶ峰は2度目となったが夏と秋とでは山の様子は一変し高山植物は終わりを迎え、草紅葉の素晴らしい景色を望むことができた。車山からの周回は途中強風もありましたが、北の耳からは雲も晴れ北アルプスがついに顔をだし素晴らしい景色に見とれてしまった。深田久弥さんもこの景色が望める霧ヶ峰を100名山にした理由を体感することができて大満足でした。ただ高原なだけあって、人工物が作りやすいのか、山頂にも重機が入り大工事をしていたのは感慨深いものがあった。美登里屋さんでの夜のお食事は前日に投汁蕎麦を頂き、この日の夜はネギたっぷりの豚シャブで、檜垣さん、石崎さんのお料理上手に大尊敬の眼差しでみておりました!山でないところでも、学ぶことがいっぱいあり、楽しむことができてほんとに楽しかったです。翌日の木曽駒ケ岳は、朝のお天気で強風予想がでておりましたので、乗越浄土まで行ければよいほうかと思い出発しました。ロープウェイをあがると1面冬山の世界。アイゼンをつけて出発しました。以前に登ったときは、カールを直登できるくらい雪が残っていた春山でしたが、今回は氷の上に雪が乗っているような状態で、岩場も出ているので階段を使って乗越浄土まで進んだ。先頭を歩かせてもらったため、慎重にゆっくりと足を運んだ。稜線に出てみると思ったほど風がなく、小屋前で休憩をとり先へ進むこととなった。真っ白ではあるがロープがみえるため進むことができた。ただ、1M前が見えないとなると別の話で、今回はとても好条件だったと思う。山頂までたどり着けたことはとても嬉しかった。下山時も、慎重に歩ききれたことは自信にもなった。美登里屋さんで2泊するととても充実した山行になり感謝しかありません。野沢さん、檜垣さん、石崎さん、3日間大変楽しく、また充実した山行となりありがとうございました。
【特記事項】

温泉 諏訪湖片倉館。諏訪湖畔、上諏訪温泉の中心にあり、大浴場「千人風呂」が有名。深さ1.1mの底に玉砂利を敷きつめた大理石造り。

【ヒヤリハット】木曽駒ケ岳では、少しの雪が被った程度のため、カールでは直登することができず階段と岩場をアイゼンで登り下りとなりアイゼン歩行にはかなり慎重を要した。

 

 

                   

霧ヶ峰

山彦谷北の耳

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山彦谷南の耳

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北アルプスの眺望

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ゼブラ山にて~ 野沢さんに見える山の名前を教えてもらう

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木曽駒ヶ岳

浄土乗越周辺ロープがあるのでホワイトアウトしても進むことができた

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中岳

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木曽駒ケ岳山頂

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山頂記念撮影記念撮影失敗。。

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下山時は、ときどき晴れ間がでた

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【記録者】 越智

20201018-19ー妙高山

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【山 名】 妙高山
【集 合】 2020年10月18日~19日
【行 程】

10/18(日) 8時長野駅集合~妙高杉ノ原ロープウェイ 赤倉山南麓湿原周回~BBH立ち寄り~赤倉ポール庵泊

10/19(月) 6:00ポール庵出発~7:00燕温泉登山口出発~7:35赤倉温泉源湯~8:05北地獄谷分岐(休5)~8:30胸突き八丁入口~9:05天狗堂(休15)~9:45風穴2120M~11:45山頂到着~11:40山頂出発~13:00風穴~13:25天狗堂(休10)~15:20燕温泉登山口到着 燕温泉立ち寄り ~中川車で長野へ~17:30長野駅解散

【参加者】 中川、越智(順不同、敬称略)
【感 想】

中川 今回は妙高山に登って紅葉を楽しもうという計画であったが、なんと前日に妙高山が初冠雪!急遽計画を1日後ろにずらし、初日は偵察もかねて杉ノ原スキー場のゴンドラに乗って上がり、「赤倉山南麓湿原」と山頂駅周辺を散策した。冬場はスキーで何度も滑ったことのあるコースを雪のない紅葉の時期に歩くのはとても新鮮な感覚だった。

翌朝はいよいよ妙高山へ。山深い燕温泉登山口へと車を走らせた。山頂直下の岩場が凍っていたり雪が残っていたりした場合は引き返すことも視野に入れスタート。曇りがちな天候ではあったが標高が上がるにつれ、徐々に周囲の木々が黄色やオレンジと色を変えはじめ、赤倉温泉の源湯や滝の脇を通過したり、渡渉があったりと変化に富んだコースを進んでいった。そうするうちにいよいよ核心部の鎖場に到着。平日にも関わらず何人かの登山者が順番待ちをしており、雪の影響は見受けられずひと一安心。鎖場を通過したあとも山頂までは岩場が続き緊張を強いられた。山頂は風が強く寒かったが真白な浅間山や雪化粧した北アを臨むことができ達成感はひとしおだった。
下りの鎖場は上りよりはるかに難易度が増しているように感じられ、慎重に慎重を重ねて通過。その後も延々と続く下りを地表の変化に注意しながら下りていったが、周囲の木々は朝よりも紅葉の色味を増しているようで、とても美しかった。下山後に入った燕温泉は白いお湯が心地よい趣のある温泉だった。今年のグリーンシーズンの締めくくりとしてふさわしい、充実感満載の一日だった。おっちー、次はスキーだね!
 
越智 前日の降雪により、土曜夜長野集合を急遽変更して日曜日朝に長野へ向かった。長野駅からは中川車にて妙高へ向かい1日観光へとシフトした。山岳会に入ってから、妙高は冬はスキー春は山菜狩りと毎シーズン出向いているが妙高山にはまだ登ったことがなかったので念願の妙高山が楽しみであった。秋に訪れるのは初めて、杉の原ロープウェイで山頂駅に着くと南麓湿原が広がっていたのには驚いた。熊鐘が至る所に取り付けられ、数日前に動いたばかりのロープウェイに乗って人が入ってきてリンリン鳴らされ、熊も冬眠前に驚いたのではないかと心配になった。冬には見られない景色に感慨深かった。
夜はお鍋を囲み明日の妙高山への安全登山を確認した。
登山口の燕温泉に行くのも初めてで、スノーボードの聖地(パウダーの聖地?)関温泉からさらに山を登り到着した。おそらく冬は豪雪パウダー地帯に違いなかった。
7時に登山口より出発、長らく舗装された坂道を進む。途中赤倉温泉の源湯があり周辺は硫黄の匂いがたちこめる。川の水も白く濁り、活火山の痕跡が至る所にある。登りは胸付八丁でひたすら岩場を登るが、分岐の天狗堂までは危ない道はない。登りがきついだけである。天狗堂からは、前々日の降雪でまだぬかるみがあるため滑りやすく慎重に登り続け、鎖場に到着する頃には、数組のパーティーとすれ違い譲り合いながら進んだ。鎖場は足場はしっかりあるので滑らないよう気をつけた。高度感はあった。なにより雪がなくてよかった。山頂付近は岩場のため、最後のひと登りがしんどかったが山頂からの眺めに癒された。山頂には北峰と南峰があり、燕温泉から登ると南峰に着く。ここでもまた、、北峰は風強そうだし、、ということで南峰で一休みし下山した。下山の鎖場には苦戦し、足場が見当たらず時間を費やした。あやさんの下からのアドバイスがありがたかった。
下山は休憩そこそこに燕温泉を目指し、下山してからのんびり温泉に入り長野駅まで車を走らせ解散した。
今回もあやさんには車を出してもらい実現することができ、またポールさんのご好意で登山口近くの妙高に泊まることができ感謝致します。
妙高山の眺めは雄大で、踏み入れれば活火山の痕跡が至る所にあり妙高山からの眺めもまた格別でした。
四季を通して素晴らしい山でした。
【特記事項】

・長野駅新幹線の出発音が信濃の国だった。

・妙高高原スカイケーブルはコロナのため運休していた。

 

 

赤倉山南麓湿原

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湿原内散策

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妙高山紅葉

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赤倉源湯

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白濁した沢

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天狗堂

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核心部鎖場

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妙高山山頂 南峰

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山頂からの眺め

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地獄谷

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下山鎖場

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ゴール!!

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【記録者】 桑野

20201018ー秩父槍ヶ岳

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【山 名】 秩父槍ヶ岳
【集 合】 2020年10月18日
【行 程】

7:52 相原橋バス停横駐車場 → 8:20 野鳥観察小屋(直登コース取付)→ 10:40 秩父槍ヶ岳(P1341)→ 11:20 コンサイス秩父槍ヶ岳(P1430)→ 11:40 P1445 → 昼食休憩20分 → 13:03 野鳥観察小屋→ 13:17 相原橋バス停横駐車場

休憩時間32分+行動時間4時間52分=合計 5時間25分,  距離 5.2km,  累積標高 941m↑, 942m↓

【参加者】 東(リーダー)、松島(順不同、敬称略)
【感 想】

 大若沢に行った帰り、スキっとした岩峰が目についた。いろいろと調べるうちに一般路だけでなく各尾根が登られているようである。これは行かねばなるまいと今回の山行につながった。もとは登山道が付けられていた東稜と言うべき稜から今回は登ってみた。前日の雨で濡れているところがあり、岩峰を大きく巻いたところ、これは樵路と思われる道がいくつも交差した。これだけの急傾斜に植林をしているのかと驚いた。一見深山幽谷の秩父の山は人の生活の山でもある。この人の営みの感じられる山には何か惹かれるものがある。さて次はどの稜から登ろうか? (東)

2年前に計画していた秩父槍ヶ岳にやっと行けた。前日が終日雨だったので、スタートを少し遅らせて入山。尾根に出るまでグズグズの斜面と濡れた落葉でズリズリだったが、アイスバイルのおかげで安定して歩けた。下山もキツい斜度に加えて濡れた落葉が堆積し滑りやすい状態だったがチェーンスパイクが良く効いてザクザクさっさと下山できた。3つのピークはいずれも眺望もなく地味だが静かでこじんまりとした山歩きを堪能できた。今度は中津川方面へ降りてみたい。相原沢も面白そう。(松島)
【特記事項】

駐車場所:相原橋バス停横+路肩15台程のスペースあり、バス停横のトイレは閉鎖中

携帯:au バス停&秩父槍ヶ岳ピーク圏内、沢沿いは圏外

装備: 登攀具一式、ロープ30m1本、藪岩三種の神器(アイスバイル&チェーンスパイク&ショートゲイター)

 

 

天気図

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ルート記録

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左右が切れ落ちた岩尾根が続く

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古いロープと新しめのロープが設置してあったが
ホールド&スタンス共に豊富な左側を登った

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山頂付近は紅葉がはじまっていた

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【記録者】 松島

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