20201018-19ー妙高山

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【山 名】 妙高山
【集 合】 2020年10月18日~19日
【行 程】

10/18(日) 8時長野駅集合~妙高杉ノ原ロープウェイ 赤倉山南麓湿原周回~BBH立ち寄り~赤倉ポール庵泊

10/19(月) 6:00ポール庵出発~7:00燕温泉登山口出発~7:35赤倉温泉源湯~8:05北地獄谷分岐(休5)~8:30胸突き八丁入口~9:05天狗堂(休15)~9:45風穴2120M~11:45山頂到着~11:40山頂出発~13:00風穴~13:25天狗堂(休10)~15:20燕温泉登山口到着 燕温泉立ち寄り ~中川車で長野へ~17:30長野駅解散

【参加者】 中川、越智(順不同、敬称略)
【感 想】

中川 今回は妙高山に登って紅葉を楽しもうという計画であったが、なんと前日に妙高山が初冠雪!急遽計画を1日後ろにずらし、初日は偵察もかねて杉ノ原スキー場のゴンドラに乗って上がり、「赤倉山南麓湿原」と山頂駅周辺を散策した。冬場はスキーで何度も滑ったことのあるコースを雪のない紅葉の時期に歩くのはとても新鮮な感覚だった。

翌朝はいよいよ妙高山へ。山深い燕温泉登山口へと車を走らせた。山頂直下の岩場が凍っていたり雪が残っていたりした場合は引き返すことも視野に入れスタート。曇りがちな天候ではあったが標高が上がるにつれ、徐々に周囲の木々が黄色やオレンジと色を変えはじめ、赤倉温泉の源湯や滝の脇を通過したり、渡渉があったりと変化に富んだコースを進んでいった。そうするうちにいよいよ核心部の鎖場に到着。平日にも関わらず何人かの登山者が順番待ちをしており、雪の影響は見受けられずひと一安心。鎖場を通過したあとも山頂までは岩場が続き緊張を強いられた。山頂は風が強く寒かったが真白な浅間山や雪化粧した北アを臨むことができ達成感はひとしおだった。
下りの鎖場は上りよりはるかに難易度が増しているように感じられ、慎重に慎重を重ねて通過。その後も延々と続く下りを地表の変化に注意しながら下りていったが、周囲の木々は朝よりも紅葉の色味を増しているようで、とても美しかった。下山後に入った燕温泉は白いお湯が心地よい趣のある温泉だった。今年のグリーンシーズンの締めくくりとしてふさわしい、充実感満載の一日だった。おっちー、次はスキーだね!
 
越智 前日の降雪により、土曜夜長野集合を急遽変更して日曜日朝に長野へ向かった。長野駅からは中川車にて妙高へ向かい1日観光へとシフトした。山岳会に入ってから、妙高は冬はスキー春は山菜狩りと毎シーズン出向いているが妙高山にはまだ登ったことがなかったので念願の妙高山が楽しみであった。秋に訪れるのは初めて、杉の原ロープウェイで山頂駅に着くと南麓湿原が広がっていたのには驚いた。熊鐘が至る所に取り付けられ、数日前に動いたばかりのロープウェイに乗って人が入ってきてリンリン鳴らされ、熊も冬眠前に驚いたのではないかと心配になった。冬には見られない景色に感慨深かった。
夜はお鍋を囲み明日の妙高山への安全登山を確認した。
登山口の燕温泉に行くのも初めてで、スノーボードの聖地(パウダーの聖地?)関温泉からさらに山を登り到着した。おそらく冬は豪雪パウダー地帯に違いなかった。
7時に登山口より出発、長らく舗装された坂道を進む。途中赤倉温泉の源湯があり周辺は硫黄の匂いがたちこめる。川の水も白く濁り、活火山の痕跡が至る所にある。登りは胸付八丁でひたすら岩場を登るが、分岐の天狗堂までは危ない道はない。登りがきついだけである。天狗堂からは、前々日の降雪でまだぬかるみがあるため滑りやすく慎重に登り続け、鎖場に到着する頃には、数組のパーティーとすれ違い譲り合いながら進んだ。鎖場は足場はしっかりあるので滑らないよう気をつけた。高度感はあった。なにより雪がなくてよかった。山頂付近は岩場のため、最後のひと登りがしんどかったが山頂からの眺めに癒された。山頂には北峰と南峰があり、燕温泉から登ると南峰に着く。ここでもまた、、北峰は風強そうだし、、ということで南峰で一休みし下山した。下山の鎖場には苦戦し、足場が見当たらず時間を費やした。あやさんの下からのアドバイスがありがたかった。
下山は休憩そこそこに燕温泉を目指し、下山してからのんびり温泉に入り長野駅まで車を走らせ解散した。
今回もあやさんには車を出してもらい実現することができ、またポールさんのご好意で登山口近くの妙高に泊まることができ感謝致します。
妙高山の眺めは雄大で、踏み入れれば活火山の痕跡が至る所にあり妙高山からの眺めもまた格別でした。
四季を通して素晴らしい山でした。
【特記事項】

・長野駅新幹線の出発音が信濃の国だった。

・妙高高原スカイケーブルはコロナのため運休していた。

 

 

赤倉山南麓湿原

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湿原内散策

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妙高山紅葉

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赤倉源湯

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白濁した沢

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天狗堂

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核心部鎖場

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妙高山山頂 南峰

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山頂からの眺め

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地獄谷

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下山鎖場

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ゴール!!

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【記録者】 桑野

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このページは、平日クラブが2020年12月21日 11:37に書いたブログ記事です。

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