20200823-24一乗鞍岳

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【山 名】 乗鞍岳
【集 合】 2020年8月23日-24日
【行 程】
8/23(日) 12時下北沢(橋本)集合~13時八王子(越智)ピックアップ~美登里屋宿泊(ポールさん合流)
8/24(月) 6:40美登里屋出発~7:25乗鞍観光センター着~8:00乗鞍観光センターからアルピコバス乗車~8:50畳平着 ~9:10畳平出発~9:40肩の小屋到着(休憩)~10:30剣ヶ峰到着~10:45剣ヶ峰出発~11:20肩の小屋到着(休憩)~11:40肩の小屋出発~12:10畳平到着 13:05アルピコバス乗車~14:00乗鞍観光センター着(解散) 帰京組は白骨温泉立ち寄り~帰京
【参加者】 野沢(リーダー)、山田、橋本、越智(順不同、敬称略)
【感 想】

野沢 美登里屋周辺の日帰り登山探索が続いている。今回は8/14に登って良かったのでまた乗鞍に行くことにした。ポールさんの飛び入り参加もあって楽しい週末となった。しかし、昨年に続いて今年の夏も週末に悪天候が続き、日曜午後発で美登里屋に行く事になった。夜はリクエストにより焚火をやる事になり、工務店に無理言って薪を調達してもらった。餃子や焼き肉をたらふく頂いてから焚火に掛かったが、楽しい時間はあっと言う間に過ぎて1時になってしまった。翌日は8時のバスに乗る事にして寝たが、一番体力を使ったのは焚火であった。翌日は晴天になり、麓から乗鞍岳が良く見えた。お盆の時は4台バスが出たが、今回は月曜日にもかかわらず3台出た。登るにしたがって東側は雲が湧きたち視界が無くなってしまったが、西側は綺麗に晴れて白山が見えた。前回は高山の影響で苦しい所もあったが、今回はゆつくり登る事にして肩の小屋へ向かった。登山者の数はお盆のころの1/4くらいで静かな山になりつつあった。10日しか経っていないのにトウヤクリンドウが沢山咲いていた。前回同様畳平から1時間半で剣が峰に到着したが、遠くは見えなくなっていた。下山して肩の小屋で一服しているとにわか雨が降り出した。ポールさんが畳平でうどんを食べると言うので、小雨の中を引き返す。ターミナルの食堂で天ぷらそばを頂いた(@810円)がてんぷらは揚げたてで美味しかった。乗鞍観光センターでポールさんと別れ、白骨温泉・煤香庵でお風呂に入り帰京した。コロナでなければ乗鞍岳には行かなかっただろうと皆で言っていたが、なかなかどうして今年は3000Mを踏めるチャンスは立山とここくらいしか無いだろう。10月末まで登れるので今度は紅葉の時期に登ってみたいと思った。

山田 日頃は小屋番で山研を離れることが難しいのですが、丁度お客さんがいない日が続いたので参加させてもらいました。久しぶりの3000m峰ですが、バスで2700mまで行けるので体力的な負担はなく頂上に着くことができました。普段見上げている穂高の山並みとは全然違う景色が広がり、まさに雲上の楽園という言葉がぴったりの場所でした。3000mの高度については、身体がいろいろと調整をしているなということを感じた程度で具体的な高度の影響はありませんでした。歩き始めをゆっくりと、こまめに休憩を、が功を奏したと思います。

橋本  今シーズン何度目かのみどり屋にまたお世話になり、初めての乗鞍岳に臨んだ。気象予報をもとに、前日夕方から現地入りした。途中でアルプス正宗も入手し、準備万端で向かった。メニューは相談して餃子になった。しかも手作りということになり、慣れないながらも楽しく準備して、山田さんを迎えた。一通り食事が終わったら焚き火をすることになった。こちらでも、慣れないながらも、野澤さん、山田さんからご教示いただき、焚き火を燃やし続けた。焚き火は大いに盛り上がり、翌日はゆっくり出発した。天気は良く、順調に登り始めた。 これまで、バスで3000m近くまで登れるということを知らず、バスを降りると一気に高地の雰囲気だったので驚いた。歩き出すとさすがに息が切れた。高山植物や雄大な景色を見ながら、小屋についた。冬にスキーで来たらどのような景色だろうと想像しながら頂上を目指した。頂上で記念写真をとり、小屋まで戻ってきた途端に雨が一気に降ってきた。通り雨だったようで、少し雨宿りしてから下山した。バスを待つ間にレストランで食べたカレーが美味しかった。今年の状況で、3000m峰にチャレンジできたことはうれしい。ご一緒させていただいて、ありがとうございました。 
 
越智 天気予報とにらめっこの日々が続きましたが、1日目の登山は諦め2日目に乗鞍岳となった。乗鞍岳は初めてで行きたい山の一つでした。前日に、美登里屋に宿泊。ポールさんが合流し夜の21時から焚火を開始!薪を調達してくださり焚火のやり方を野沢さんポールさんから伝授頂き、楽しいひと時を過ごしました。焚火は奥が深く経験を重ねて焚火をマスターしたい。大先輩の背中をみて素晴らしい方々と山岳会で出会うことが出来て入会してよかったなと思う瞬間でした。翌日、乗鞍観光センターからバスを利用して2703M畳平まで。平日にもかかわらずバス待ちの列ができました。50分で畳平に到着。一気に高度を上げたが、特に体調に変化は感じられなかった。複合火山の乗鞍岳は23の峰がありその最高点が剣ヶ峰。12個の火口湖と堰止湖があり、約9000年前にこの山容になったようだ。簡単に登れる山だけど、地球の息吹を感じ、すごくどっしりとしていた。景色も素晴らしいけど、山から湧き出てくるエネルギーみたいなのを感じることができた。途中、肩の小屋で休憩をとり、剣ヶ峰までは1時間半で到着できた。残念ながら雷鳥に出会えなかった。高山植物も終わりを迎えて徐々に秋の気配も感じられた。高山の、夏の短い中でたくさんのお花が咲く姿が可憐に思えてきた。山は、春も夏も秋も冬もいろんな姿をみせてくれて素晴らしいです。楽しい素敵な山行となりました。ありがとうございました。 
【特記事項】 ヒヤリハット 特になし  

 

 

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【記録者】 越智

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このページは、平日クラブが2020年9月12日 08:21に書いたブログ記事です。

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