【山 名】 | 大菩薩嶺(長峰) |
【集 合】 | 2020年10月19日 |
【行 程】 |
10/19(日) 7:40甲斐大和駅-8:10甲斐大和駅発(栄和交通バス)-8:48小屋平バス停着-9:03小屋平(登山口)-9:19林道-10:21石丸峠-10:47米代-11:20長峰1704m地点-13:05石丸峠-林道-15:15県道-15:23県道沿いタクシーに乗ったところ-16:20甲斐大和駅 |
【参加者】 | 近藤(リーダー)、中島、中井、桑野(順不同、敬称略) |
【感 想】 |
当日は天気があまり優れず今にも雨が降りそうだった。富士山の展望は半ばあきらめていたが、バスの車上から、また石丸峠へ至る道中から、南西に富士の姿を見ることができた。小金沢山、黒岳と眼前に美しい尾根が富士に向かって遥かへと続いていた。尾根はところどころ笹原となって、山の丸みが直接感ぜられ、ここを歩いてごらんよと誘っているようだった。御坂山地、富士山のさらに西にも山々が連なり、遠く赤石山脈も見えた。このままずっと歩いて行きたいと思った。大菩薩の山は懐が深く、大きかった。大菩薩嶺という山名の由来はいくつかあるようだが、山中で感じるその風格は、菩薩の名に相応しいように思われた。一方で、バスで気軽に、この大きく山深いところへ来てしまって、何やら畏しさも感じられた。さしずめ自分は、『西遊記』の孫悟空かもしれなかった。 米代から長峰へ下った。1704m地点で転倒し足首を負傷した。処置をし、登り返して石丸峠を経て林道へ向かった。小雨が降り注いでいた。往路先々に見えた山々は、白く霧の中に沈んでいる。紅葉はさらに赤くつややかで、石の色は深みを増していた。山は、また違った顔を見せはじめていた。美しかった。 雨音の中、仲間が前を進んでゆく。地面の細かな起伏を感じながら、私は、もっと、山を知りたいと思った。
(桑野)
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【特記事項】 |
・特になし
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富士山
長く続く尾根
紅葉
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【記録者】 | 桑野 |
20201019一大菩薩嶺(長峰)
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