【山 名】 | 魚野川水系・米子沢 |
【集 合】 | 2019年9月7日 |
【行 程】 |
6:50 桜坂駐車場 → 7:05 入渓→ 11:45 巻機山避難小屋
→ 12:05 巻機山山頂標識 → 12:15 巻機山山頂 →20分山座同定休憩
→ 12:55 巻機山避難小屋 → 13:10 ニセ巻機山 → 14:05 6合目
→ 14:30 5合目 → 15:14 桜坂駐車場
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【参加者】 |
(順不同、敬称略)東(秀)(リーダー)、松島 |
【感 想】 |
当初の予定は日、月で釜ノ沢だったが、台風接近の為、米子沢日帰りへ転進した。前回のカケス沢のスラブではフェルトソールのろのろズリズリ歩行だった為、ゴムソール沢靴を新調し、意気揚々と入渓! 序盤のゴーロも歩きやすいし、ナメでもフリクションもきくし、軽くて足さばきが楽に感じて正解だった。
また、さすが人気の米子沢で、遡行者も多く驚いてしまった。(今年の沢登りで人に会ったのは初めてだった!)アプローチもツメもなく、美しいナメが続き、終始絶景で人気なのも大納得。晴天の下のナメ歩きは、実に快適で、途中、滝に打たれて涼を取りながら、適度なプチ渋滞のおかげで、景色を楽しんだり、他の沢ノボラーさん達と色々な話をしながら、最初から最後まで楽しみつくした。この日の新潟はフェーン現象で気温が36度まで上がり、下山が異常に暑くて長くて辛かったが、この佳景の為なら来訪したいと思った。
次回は米子沢を上がり、ヌクビ沢を降りてみたい。また、近い将来、隣の金山沢を自信をもって遡行できるように努力していきたい。(松島)
松島さんの感想にある通り、実に素晴らしい沢で、初心者のみならず、手練れの沢屋でも、今後大いに沢を楽しみたいと思わせる風格のある沢であった。
今回米子沢の遡行にあたり、地域研究的に記録を確認したが、巻機山を取り巻く尾根・沢には難易取り揃えてルートがそろっており、今回を契機に、より大いなる山行を組んで再訪したいと考えている。(巻機山往復ビンタ山行なんかは、最高!)(東)
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【特記事項】 | 立ち寄り湯:金城の里(新潟県南魚沼市島新田764) 300円/人 |
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右側を登る。ホールドもスタンスも沢山あって快適。
暑いので滝行をして涼をとる。防水を万全にしておいてよかった。
左を登る。心地よい高度感。
とにかくスケールが大きくてキレイ。”開けた沢”とは こういうことなのかと実感する。
青空に向かってどこまでも続くナメ。快晴過ぎて暑い。。。
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【記録者】 |
松島 |
2019年9月アーカイブ
【山 名】 | 奥武蔵・冠岩沢 |
【集 合】 | 2019年8月25日 |
【行 程】 |
9:15 冠岩林道終点手前に駐車 →9:25 林道終点→ 9:30 冠岩集落跡
→ 9:35 入渓 → 10:30 2段15mの滝 → 11:20 ワサビ田跡 → 12:05 赤滝
→ 12:15 沢の終了点( 1020m付近) → 12:55 稜線上の登山道谷
→ 13:16 下降ポイント → 13:42 P870 → 14:00 鉄塔 → 14:10 集落跡
→ 14:17 林道 → 14:20 駐車場所 (行動時間 5時間5分)
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【参加者】 |
(順不同、敬称略)東(秀)(リーダー)、松島 |
【感 想】 |
奥武蔵はチャート・石灰岩・場所により花崗岩の露頭と非常に変化にとんだ山塊のため、沢を遡行していると各所に現れる滝の様子が多様(ナメ・直瀑・ねじれ)で飽きることがない。小品の沢であるが、その多様性において沢の楽しさとともに、沢のトレーニングにも最適であった。くわえて、詰めから入渓点までは読図力の基本を確認するのに程よい難度で楽しめた。(東)
元々、土曜~火曜に槍ヶ岳~穂高縦走計画だったが、天候が思わしくなく、冠岩沢へ転進した。派手な滝や大きなナメはないが、奥武蔵の良さがきゅっと詰まった良い沢だと感じた。誰とも会わず、苔むした岩々を歩き、小滝を登り、地形図を読み、尾根を辿って、巨大イタドリを掻き分け、楽しい山行だった。
苔の多い奥武蔵の沢ではフェルトソールが良くきいた。 これからも奥武蔵の沢を色々と登ってみたい。(松島)
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【特記事項】 |
・最終トイレは浦山大日堂バス停横。携帯(au&softbank)もバス停付近は圏内。それより先は圏外。
・林道終点手前のスペースには2台程度駐車可能。また林道入口の冠岩橋にも数台駐車可能なスペースがあった。
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ポイント1
①登れる小滝が続く。水量は若干多めだが 濡れても寒くない気温の為、水芯を登る。 ポイント2
②右岸に残置ハーケン2箇所あり。 支点は上部左の立木でとった。岩が脆く、高度感もあり、緊張感をもって登った。 遡行図
③ツメは1050m付近を南東へトラバースしたが、崩落個所があり、直登して稜線へ出た。 ④送電線は取り払われて、鉄塔のみ残っていた。送電線鉄塔付近は イタドリの藪漕ぎ |
【記録者】 | 松島 |
【山 名】 | 奥秩父・ナメラ沢 |
【集 合】 | 2019年8月4日 |
【行 程】 |
6:30初狩PAで集合=中央道=勝沼IC=雁坂トンネル料金所横に駐車
8:15出発 林道歩き 8:50沓切沢橋にてハーネス&沢靴準備
9:13入渓~久渡沢~ナメラ沢 12:00標高1680mの二股到着
12:30 同ルートを下る~ナメラ沢~久渡沢
14:50沓切沢橋で終了~駐車場=天空の湯(ぶどうの丘)解散。帰京
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【参加者】 |
(順不同、敬称略)近藤(リーダー)、出江 (と)(サブリーダー)、紺野(サブリーダー)、出江 (ま)、峠原、鎌田、溝部(記録)、 |
【感 想】 |
【近藤】猛暑は沢でしのぐに限る。ということで沢を詰め切ったあとの汗まみれの登りを避けて、下りも同じ沢を下ったのはやはり正解だった。沢の中で他に2パーティーと出会ったが彼らも同じくナメラ沢を下っていたことを考えると、みんな考えることは同じなのだろう。水量がいつもより圧倒的に多く、快適なシャワークライムができる滝がなくなってしまったのは残念だったが、ナメを歩く爽快感はそれを補って余りあるものだった。
そんな爽快な沢歩き(懸垂下降も)を皆十分に楽しんでくれた様子だったので、これからも毎年真夏には同じような沢を引き続き企画していきたいと思う。
【紺野】6月に中止となった「ナメラ沢」が8月に催行されることになったので、ぜひ参加したいと思い手を挙げた。
今年初めての沢ということもあり、緑の中を沢を詰めて行くのはとても爽やかで気持ち良く新鮮だった。
そして、ナメラ沢はナメがとても綺麗な沢だった。
早速夏の思い出のひとつになりました。
近藤リーダー、ご一緒したみなさま、ありがとうございました。
【出江(と)】近藤さん企画のナメラ沢に二年越しでやっと行くことができた。
ナメラ沢はナメとゴーロが交互に出てきて飽きさせない。資料では昔はもっとナメの区間が長かったが、今は随分土石で埋まってしまったとのこと。今でも素敵だが以前はもっと素晴らしいかったのだろう。大きなナメは3箇所ほどあった。その内1箇所と最初の滝でロープを出したが、今回のメンバーは危なげなく通過してくれた。
帰りは当初から同ルート下降の企画、流石近藤さんいつも一捻り入っている。沢下りも視点が変わり中々楽しめた。夏のひと時、良い時間を過ごす事が出来た。近藤L、紺野SL、参加の皆様ありがとうございました。
※おまけ、懸垂は皆さんもっと練習しましょう。ムンターもね!
【出江(ま)】滑の続く沢の遡行は初めてだったし、稜線まで詰めずに遡行した沢を下るというのも面白い体験だった。
下る途中で数多くの支流を観察することができたのだが、階段状あり、滑の大岩あり、せせらぎの小流あり、なんとまぁ個性的な支流の数多くあることか。紅葉の時期に再訪し、気に入った支流を、道草しながら遡行するのも楽しいだろうし、青笹尾根にも興味がある。また訪れたいと思った。
沢登りは登山の総合力(登攀・ロープワーク・ルーファイ)を養うのに最適と教えてもらってから、自分の中では修行と捉えていたところがあったけれど、もっともっと沢登りを楽しみたいと思うこの頃です。
近藤局長、ご一緒して下さった皆様ありがとうございました。楽しく爽やかな一日でした。
【峠原】久々の沢は都会の暑さから逃れ快適な時間を過ごす事が出来ました。
情報で見聞きしていたよりも水量が多く、ロープを出してもらう結果になり想像以上に楽しめました。
懸垂下降はまだ、経験が浅いためバランスを崩しスムーズに降りる事ができなく反省。
実践での練習が大事とのリーダーのお言葉もありましたので、また、ご指導頂きたく思います。
沢でのピストンは初めてだったのですが、登りよりも降りは慎重に足を運ぶ事によって無事に戻る事が出来ました。
ご一緒した皆さまにもいろいろご指導頂きました事、感謝致します。
また、宜しくお願い致します。
【溝部】今年初の沢登り。ナメの続く美景ということで楽しみに参加しました。気持ちの良い暑い日で、ナメも歩きやすいところがほとんど。水量の多めでじゃばじゃば歩くことがとても快適でした。下山で同ルートを下降したのは小仙丈沢以来二度目、沢登りはエスケープでしか下らないと思っていたので、意図して沢を下ることがあるということが新鮮でした。登りでロープを使ったところの下りはムンターを使ったクライムダウンと、ルペルソを使った懸垂。何度もこうやって使うことによって、よりスムーズに行動できるようになりたいと思います。下山時には沢に入る日差しの角度が変わって、滝がより一層美しかったのも良かったです。近藤リーダー、SLの出江さん紺野さん、的確にロープを出していただきありがとうございました。ご一緒した皆様、ありがとうございました。
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【特記事項】 |
【概略】避暑、ナメを楽しむ。同ルートを下降。
トポ②5m滝と③10×20m大ナメ滝にてロープ。下りはクライムダウンと懸垂。
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5m滝は右隅に残置お助け紐あり
10×20m大ナメ滝
美しいナメにキラキラ木漏れ日
目標の二股に到着!
大滝
遡行図
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【記録者】 |
溝部 |
【山 名】 | 上信越:弥彦山 |
【集 合】 | 2019年7月25-26日 |
【行 程】 |
7/25(木)
0530新宿駅集合・出発-0930関越道経由で少林寺・高頭第2代会長墓前に参拝-1100再び関越道経由で寺泊(昼食)-1200冥加屋ハウス(宿泊先)着-1300弥彦ロープウェイ登頂-1400髙頭仁兵衛翁壽像碑前高頭祭-1600御神廟玉串奉奠-1800松明大行進-2030YAHALLで懇親会-2130冥加屋ハウスで懇親会
7/26(金)
930冥加屋ハウス出発-1230関越道経由で伊香保水沢うどん(昼食)-1330道の駅(こもち)でショッピング-1600新宿駅で解散
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【参加者】 |
(順不同、敬称略)野澤(リーダ)、檜垣、鎌田、加藤(ひ)、加藤(ま)(記) |
【感 想】 |
高頭祭は昨年本部を代表して参加した。予備知識に乏しく、過去の参加者からは「暑い中で30分も演説するのは苦行だ」とか、「酒を肴に酒を飲むのだから越後の衆には気を付けろ」とかニコニコ顔で言われて、恐ろしい支部だなぁ。体も弱く気も小さいボクちゃんクラスは取って喰われるのかなぁ。と不安であった。招待状には細かくスケジュールが指定してあって、自由行動は出来そうも無かった。
しかし、参加してみると皆さんに親切にしていただき、松明行列も感動的で来年はYOUTHを何人か連れて来ようと思った。
高頭祭の内容については他の参加者に書いてもらうが、只々登山に励むのではなく、このような文化、旅、交歓のある時間を山で過ごすのも悪くないと思っている。来年は20人規模で行きたいと思っている。この記録がWVやMCCに伝われば必ず参加したい会員が出て来ると思う。
今年・来年には越後YOUTHも発足するであろう。日本全国にこう言うお祭りがあるであれば、是非そこにYOUTHを作って交歓したいものである。桐生支部長を始め、遠藤前支部長以下の皆様に大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。(野澤)
今回の山行では、山と人間の関わりの歴史の大切さや、これからにも繋げていくことの大切さを実感しました。弥彦村はとても魅力ある村でした。
たいまつ登山際に参加するという貴重な体験(感動しました)、そして山の恵の美味しい山菜で酒を呑み、地元の人から弥彦山や高頭元会長のお話を聞かせていただいたりと、内容の濃い行程でした。
日本海の景色と海の幸を満喫し、かつ、群馬の山の幸も満喫してしまいました。
同行いただいたメンバーもとても楽しく、充実した2日間でした。ありがとうございました。
また、長い距離を一人で運転して頂いた野澤さん、本当にありがとうございました。
来年、他多くの人にも体験して頂きたい内容でした。(檜垣)
事前に高頭氏について勉強して今回の山行に臨んだものの、高頭祭に参加して改めて高頭氏の偉大さを知ることができました。その後、彌彦神社の御神廟に玉串を奉奠、その後松明行列に参加させて頂いたことで、弥彦山が神聖な地であることを実感した貴重な体験でした。一連の行事を通じて越後支部の会員の方々には大変お世話になり、交流させて頂くことができました。山行行程に途中寺泊や水沢うどんで昼食をとったり、道の駅でショッピングしたりと、山以外にも楽しむことができました。来年の山行計画にリピートすべき山行と思います。(加藤ま)
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【特記事項】 | 特になし |
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高頭仁兵衛氏墓前
寺泊で昼食
弥彦山から佐渡ヶ島を望む
髙頭仁兵衛翁壽像碑前にて
御神廟玉串奉奠
松明点火
松明行列
水沢うどんで昼食
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【記録者】 |
加藤(ま) |