親子登山教室(家族登⼭普及委員会)

〜銀世界の雪原で雪まみれで遊ぼう!〜

2020年2月23日(日)

真冬の大自然を自由に歩きたい!腰まで積もった雪上でもほとんど潜らずに歩くことができる「スノーシュー」 。 雪原や樹林帯など、奥日光の手付かずの大自然が織り成す壮大な景色。そしてそこに降り積もるサラサラのパウダースノー。 奥日光は標高が高いため、関東でありながら北海道と同じ気候と言われています。そんな奥日光の冬をスノーシューで満喫してきました♪

例年に無い雪不足の今シーズン。
スノーシューで楽しめるほど雪があるのだろうか?と、不安を抱えながら「リバティけごん3号」で東武日光駅に向かう。当初の天気予報は曇りのち晴れ、気温も高そうだった。ところが!!!東武日光駅に近づくにつれて降りしきる雪♪ 今回ご参加のファミリー9名の皆さまと湯元温泉行きのバス停で合流していざ出発。バスは東武日光駅が始発だった為、ゆっくりと座る事が出来た。降りしきる雪にすでにテンション上がる子供たち、防寒などの準備をしながら車窓の雪景色を楽しむ。スノーシューをレンタルする三本松茶屋までは約1時間、いろは坂をクネクネと通っていくので楽しさ倍増。レンタルの手続きを済ませてスノーシューを履いてみる。

雪はだんだん降り積もり、楽しいスノートレッキングの始まり!
しばらくはスノーシューでの歩き方を慣らす為に林道歩き。今回4家族にご参加いただき、各ご家族にスタッフ1名付いて歩き方をレクチャーしたりお話ししたり。登山を始めたばかりで富士山を目指している親子、元気にどんどん歩いていく子、少し恥ずかしがり屋の子、みんな元気に楽しく!ときおり激しい風雪の中、子供たちは慣れないスノーシューで一生懸命歩いてました。強風のせいで体感温度は一気に下がります。大人たちは寒くて辛そう?樹林帯に入ると風を遮り、だいぶ楽に。そして道なき道を自由に歩く楽しさを満喫しました。

11時に出発して約2時間、アストリアホテルにてトイレ休憩とホテル前の広場にてお楽しみの昼食。寒くてそれどころでは無い親御さんたち?に関係なく雪原を走り回ったり雪玉を作ったりの子供たち。会員による雪山での休憩の仕方やピコシェルターを使った防風の方法、山の道具などのプチ講習を終えた後、予定より少し早めに三本松茶屋へバスにて戻り解散。冷え切った体に暖を取る大人たちを他所目に、遊び足りない子供たちはいつまでも外で雪にまみれて嬉しそう♪ 雪遊びにもう少し時間を取れたら良かったですが、楽しい親子教室となりました!

五十嵐百子

   
小雪の中、自己紹介とコースの紹介をして、各自スノーシューを装着しました   三本松茶屋からアストリアホテルへ続く森の道を歩いていきます   雪だるまを作りながら歩く余裕の子もいました
   
ピコシェルターを使っての防風の方法を講習しました   子どもたち中心の記念撮影   参加者全員集合の記念撮影
コース

三本松茶屋~アストリアホテル~三本松茶屋

コースタイム

三本松茶屋11:00出発~スノートレッキング ~アストリアホテル13:00着 ~昼食、プチ講習会~アストリアホテルよりバス乗車14:00~三本松茶屋にて解散14:30